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鉄拳、大河「べらぼう」での浮世絵は自ら描く 1ヶ月間1日4時間特訓「老眼で視点が合わなくなった」【インタビュー後編】

モデルプレス / 2025年1月25日 10時0分

― 浮世絵は今回初挑戦となりましたが、今後の活動にも活きそうですか?

鉄拳:仕事をいただければやりたいですね。ただ、すごく時間がかかるので相当なスケジュールを抑えないとダメです(笑)。自分で描くのは普段の仕事もあるのでなかなかできないのですが、この前ちょっと描きたくて自分の絵を描きました。

浮世絵は今の絵とはぜんぜん違うので、楽しかったです。顔の輪郭や体つきがうねりを付けて描かれていたり、目も今の人より細かったりして、それが流行っていたのだと思います。目の点を美しく描くことがすごく重要で、それを当時の人が得意としていたことなのだと思いました。

◆鉄拳「あまちゃん」劇中アニメ制作時は“1日20時間”作業

― 以前のインタビューで1日20時間パラパラ漫画を描いていると話していましたが、現在はどのくらいのペースで描かれていますか?

鉄拳:ピーク時は連続テレビ小説「あまちゃん」(NHK/2013)の劇中アニメを制作したときで、並行して他の仕事もやってたので、20時間というか、寝ている時間がないほどやっていました。今見るとめちゃくちゃ下手くそですよね(笑)。今は、5時間をすぎると集中できなくなるので、8時間程度に抑えています。

― これまでの活動で、今回の役作りに役立った部分はありましたか?

鉄拳:集中力だと思います。浮世絵を細かく描くのは大変で、1時間練習しただけですごく疲れるんですよ。だけど、それでも集中して描いていられたのは、パラパラ漫画を長い時間描いてるからだと思いました。

◆鉄拳「光る君へ」出演・矢部太郎からのアドバイス

― 今作は「江戸のメディア王」として知られた蔦屋重三郎の話で、いろいろな画家も出てきますが、絵を描くものとして印象的だったことはありますか?

鉄拳:江戸時代に絵を描いてお仕事にしていた人がおり、僕も特殊なパラパラ漫画という誰もやっていないジャンルの絵で仕事にさせてもらっているので、今回この仕事が来たときには、縁を感じ、僕の中では湖龍斎さんには勝手に繋がりを感じています。これまでのドラマなどには葛飾北斎さんや歌麿さんなど有名な人たちしか出てこないので、浮世絵の先生にも、マニアックな湖龍斎さんを演じるのは僕が最初で最後じゃないかと言われました。もし今後湖龍斎さんの役があれば、僕を選んでもらいたいです。

絵をやっていなければこの仕事は来なかったと思うのですが、なぜ僕を選んでくれたのかを知りたいです。おなじく絵を仕事にしている矢部(太郎)くんと仲が良いのですが、矢部くんも大河ドラマ「光る君へ」(2024)に出ていましたよね。

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