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鉄拳、大河「べらぼう」での浮世絵は自ら描く 1ヶ月間1日4時間特訓「老眼で視点が合わなくなった」【インタビュー後編】

モデルプレス / 2025年1月25日 10時0分

― 矢部さんからはアドバイスを受けましたか?

鉄拳:たまに一緒にご飯を食べたりするので、そこで「もし失敗してNGを出したらどうすればいいですか」と聞いたら、「NGとかはないんです。NGとかしちゃダメなんです。みんなちゃんと練習してくるので、本番ではNGとかもないんです」と言われました。だから、逆にプレッシャーになって、絶対に失敗しちゃいけないと思い頑張りました。

― NGは出さなかったのですか?

鉄拳:出さなかったです。ただ、絵を描くところで僕が思ったようには描けなかったので「もう1回お願いします」と言って、2、3回撮り直しはしました。

◆鉄拳、湖龍斎の魅力語る

― 湖龍斎の絵をご覧になって、どのような印象を受けましたか?

鉄拳:最初は湖龍斎さんを全然知らなくて、「どんな人なんだろう」と思ってWikipediaで調べたら、何も出てこなかったんです。何も分からず、「え、僕の役ってなんだろう」と思ったのですが、女性の方の浮世絵の画像は出てきました。うつろな目や妖艶な雰囲気がうまくて、髪の毛もすごく細かく描いていて、当時は写真がなかったので想像で描いているのだと考えると、すごいです。

浮世絵の初期の方なので、多分誰かが描いた絵を真似たわけではなく、オリジナルで描いたんだろうなと思っていて、当時、湖龍斎さんが描いた女性の絵がファッション誌のように見られていたそうで、本当に最先端だったんだろうなと感じました。女性の体をS字のように描いていたり、オリジナリティーが強いと思うのですが、なんで湖龍斎さんが有名にならなかったのか不思議なぐらいうまいです。漫画でいうと、北斎が鳥山明先生とか尾田栄一郎先生で、湖龍斎さんは手塚治虫先生くらい初期の人だと思います。

― ありがとうございました。

◆【こぼれ話】鉄拳、約3年テレビに出ていなかった

鉄拳:実は3年ぐらいテレビに出ていないので、久しぶりの撮影で楽しかったです。特に理由はなく、パラパラ漫画は締切があるので優先したり、パラパラ漫画の仕事のテレビは出たりしていましたが、純粋な芸人としては出ていませんでした。「鉄拳はテレビのネタのオファーは断ってるんだ」と思われているらしいのですが、断ってなくて、ネタの依頼が全然来ないので、そろそろネタやりたいので依頼をお願いします(笑)。(modelpress編集部)

◆「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第4回あらすじ

『一目千本』で成功した蔦重(横浜流星)は、次なる一手に、呉服屋の入金で店の着物を着た女郎の錦絵を作る計画を立てるも、自身の知名度の低さで資金集めに苦戦する。そんな中、西村屋(西村まさ彦)が共同制作の話を持ち掛け、錦絵作りは順調と思われたが…。一方、田安治察(入江甚儀)亡き後、賢丸(寺田心)は、田沼意次(渡辺謙)が画策した白河藩への養子の一件を撤回するため松平武元(石坂浩二)にある頼みを命じる。

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