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吉柳咲良「御上先生」圧倒された共演者とは「無意識に負けた気持ちになる」切磋琢磨の撮影秘話明かす【インタビュー】

モデルプレス / 2025年1月30日 18時0分

― 生徒役キャストはオーディションで全29人決まったとのことですが、当時の雰囲気や、他のオーディションと違う部分がありましたら教えてください。

吉柳:女性キャストがオーディションの台本でやったのは富永(蒔田彩珠)のセリフだったので、なぜ椎葉役で受かったのか。きっと飯田(和孝)プロデューサーに全てを見抜かれていたのかな(笑)?

オーディションには同世代の方々がいっぱいいて、実際に今出演している生徒たちの中でも一緒だった方が何人かいるので、すごくやりやすい空気感で楽しくできました。

― ご自身では、飯田プロデューサーにどんなところを見抜かれたと思いますか?

吉柳:飯田さんがX(旧Twitter)でオーディションの時に見た一人ひとりのイメージを書いてくださった投稿で、私には「子供と大人の狭間にちょうどいる」とあって。それが、まさに自分でも思っていた表現だったんです。また、高校生の時から悩んできたことでもあって、もっと楽になれるはずなのに張り詰めてしまったりと大人になりきれない部分があって、頭がパンパンになってしまうことがよくあります。そういう等身大に悩めることは、今回お芝居として活かせるものがあるのかなと思っています。大人になりきれないところを、もしかしたら飯田さんには見抜かれていたのかもしれません。

◆吉柳咲良、偉大なる松坂桃李の凄みを語る

― 松坂さんと御上先生が重なる瞬間はありますか?

吉柳:松坂さんは纏っている空気感が柔らかくて、常に笑顔で、生徒と同じ目線に立って話してくださる印象なのですが、御上先生になった瞬間に全てが変わります。きっと皆も教室で感じていると思うのですが、目も表情も空気も声も変わる。台本を読んで想像していた御上先生がそのまま目の前に現れて最初はびっくりしました。本番に入ると、それまで喋っていた時とは全く違う空気感になりますし、皆がちゃんと御上先生として松坂さんを見ているように感じます。

― 松坂さんの現場での雰囲気はいかがですか?

吉柳:教室にいる時は、ただただ生徒を見守ってくださっています。生徒がたまにセリフを噛んじゃったり出てこなくなっちゃったりしても「大丈夫、もう1回やろう」とフォローしてくださいます。松坂さんがそういう風に言ってくださることで、常に良い雰囲気の中でお芝居ができています。

― 松坂さんとお話して印象的だったことがあれば教えてください。

吉柳:実は子供の頃、「侍戦隊シンケンジャー」(テレビ朝日/2009~2010)が大好きだったんです。なので未だに緊張してしまいます。松坂さんは緊張する私を見て、笑っています(笑)偉大な方とお芝居させていただけることを改めて光栄に思います。

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