中島健人、miletの歌唱シーンで涙止まらず「感情が引き出されたことがこの映画の答え」2人を導いた“運命的な出来事”とは【「知らないカノジョ」インタビュー】
モデルプレス / 2025年2月3日 7時0分
狙いすぎると上手くいかないタイプなので、今回は狙わない美しさを追求しましたが、監督に狙う部分を取り除いてもらえたことと、miletさんが一緒に戦ってくれたおかげで、リクとしての真髄にたどり着けた気がします。
― 狙いすぎずに取り組むことも難しい部分がありそうです。
中島:表現の向け方は基本的にぶれていませんが、僕の場合は狙いすぎると違う方向に行ってしまうときもあるんです。今回は自分にとっての正解にたどり着きたくて、意識的に狙わないことでこの映画での素の演じ方は見つかったかもしれませんが、それが他の映画でも通用するかはわかりません。やっぱり作品作りはアンサンブルで、1人だけ頑張って指揮をしてもオーケストラがついてこない…そうしたことを改めて感じさせてくれましたし、ある種完璧な意識で作品にぶつかるとそういう瞬間は生まれないので、補い合っていくことこそが演技だと思いました。
― 中島さんにとっては、ヒロインに相手にされないような立場が新鮮なのではないでしょうか?
中島:やっぱり普段はキャーキャー言われる側なので、ミナミに冷たく反応される場面は本当にショックでした(笑)。ファンサ(ファンサービス)をもらったり、うちわに気づいてもらったりした後のライブで覚えてもらえてなかったときのファンはこんな気持ちなんだ…と本職に対する考え方も変わりました。普段から憧れられるアーティストの“milet”がミナミを演じたからこそ作られたものだと思います。
◆milet、演技経験なしから映画抜擢 中島健人と打ち解けることが鍵に
― 確かにmiletさんは初の映画とは思えない佇まいでした。
milet:歌を作るとき、特に主題歌を作るときは誰よりも脚本を読み込んで何かをたぐり寄せて歌の世界に投影したいという意識があるので、そうした読み込む力は活かされたと思います。いつもは1人で曲を作っているけれど、今回の主題歌「I still」はミナミと作ったような感覚。自分だけの視点じゃなく、もう1人の視点を作ることが、曲作りにとってもっと世界を広げられるいいスパイスになりました。
演技の経験がないので準備はしましたが、実際はその場にリクがいてくれるからできるキャッチボールのような感覚でした。リクとして接することはもちろんだけど、リクの裏にいる中島健人さんという人と打ち解けていくことも、ミナミとリクの関係をぎゅっと濃密にする鍵だったと思います。ライブにおいても同じで、1人で歌っているときは特に感情が生まれなくても、オーケストラやバンドが一緒にいると涙が出てくるような瞬間があるので、そのときごとの空気を感じることもすごく大事なんです。
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