1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

【渡邊渚インタビュー】苦しみに直面してまで世に届けたかったこと フォトエッセイ執筆の真意<Vol.3>

モデルプレス / 2025年2月6日 6時0分

◆渡邊渚、元アナウンサーだからこそ「伝える」

― 先程も持続エクスポージャー療法は「家族や友人にも深い心の傷を負わせてしまうかもしれない」という思いから取り組めたとおっしゃっていましたが、この執筆も辛い中頑張ることができたのは、自分のためよりも他の人のためという思いの方が強いのではないかとお話を聞いていて思いました。

渡邊:そうですね。もちろん自分が元気になるためにやりたいことや仕事があるということが、すごく前向きに生きていける1つのアクションだったから書きたいというのもありましたし、やっぱり周りの人に助けてもらったので自分も今後はそうなりたいと思いました。一経験者として「静かにしていればいい」「わざわざ自分でそれを本に書いて辛い思いなんてしなくていい」という意見も確かに分かるのですが、せっかく私が元アナウンサーで「伝える」という仕事をしていた身であるのに、自分だけの経験にしていてはもったいないと思ったんです。だって、これからもっともっと私のように嫌な思いする人はいるだろうし、0にはならない病気だと思うので、そういう人たちのために、私は自分の経験や気持ちを伝えていくということが社会に対してできることなのかなと思って書いていました。

Vol.4では、これまでの苦しみを乗り越えてきた渡邊が今後どのような活動を目指しているのか、また現在の「無理しすぎない」働き方や私生活について教えてくれた。(modelpress編集部)

◆渡邊渚(わたなべ・なぎさ)プロフィール

渡邊は1997年4月13日生まれ、慶應義塾大学を卒業後、2020年にフジテレビ入社。2023年7月より体調不良で入院するため休養することを発表、2024年8月31日に同局を退社した。同年10月1日にPTSDを患っていたことを公表している。

現在、Webサイトでのエッセイ執筆やモデル業、これまでの経験や知識を生かしたバレーボール関連のMC業など、アナウンサーという肩書きを離れて多様な働き方を実践している。

【Not Sponsored 記事】

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください