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三山凌輝「色々と深く考えるような時期」を乗り越えられた出会い 今後の夢「幸せになる」の真意とは【「誰よりもつよく抱きしめて」インタビュー後編】

モデルプレス / 2025年2月8日 21時0分

今“言霊”にして叶えたい夢を聞くと「幸せになる」というシンプルな答えが返ってきた。しかし、その言葉には俳優としてアーティストとして芸能界で酸いも甘いも経験してきた彼だからこそ伝えたい思いがあった。

「本当に色んなことを経てずっと思ってきたことなんですけど、特にこのエンタメ業界に限らず、今の日本や世界の情勢などを踏まえても、雲がかっているところも多いなと。その環境というのは人間に降り注ぐもので『生きづらい』と感じたりもすると思います。エンタメ業界でいる経験でいえば、ときに自分自身の意思や意見を抑えたり、打算的にせざるを得なくなってしまうような瞬間もあります。でも本質を突けば、パフォーマンスや作品自体にはすごく美しいエネルギーが溢れていて『何かを人に伝えたい』という強い衝動があります。そういうものが、何かしら人に届いた瞬間に『明日を生きようと思えたんです』と言ってくださって、誰かの生き甲斐になることがとても多いから、自分自身も幸せではないと周りの人も幸せにできないし、幸せというものを少しでも巡り会えた人たち、応援してくれる人や近くにいる人などと共感して共有し合うことが、人生の中で最も大事な本質なのではないかと僕は思っています。

今、僕はこういう仕事をさせて頂いているので、ファンの皆1人ひとりと向き合いたいという気持ちなのですが、実際には大勢の方が僕のことを見てくださっている瞬間の方が多いと思うんです。だからこそ、その瞬間に僕が『幸せになろうね』とか、自分の持っている生きざまや感覚、思っていることを一気に共有することで、少しでもそういう感情やワードをキャッチしてもらって、何かしら感じてくれたらいいなと思うので、そういう意味で自分も幸せにして、少しでも周りの皆さん全員幸せにできたらいいなと思っています」

インタビューを通して、三山は自身が演じる役や作品、共演者や周りの人たち、そして三山を応援する人たち全てに寄り添い理解しようとすること、考えることを決してやめない人なのだと感じた。そうして1つひとつに向き合い成長を遂げていく三山が、俳優として今後どんな姿を見せていくのか、これからの活躍も楽しみにしていきたい。(modelpress編集部)

◆三山凌輝&久保史緒里W主演「誰よりもつよく抱きしめて」

本作は、究極の純愛小説として話題となった新堂冬樹の同名小説「誰よりもつよく抱きしめて」(新堂冬樹/著、光文社文庫)の映画化。「ミッドナイトスワン」「サイレントラブ」をはじめ、生きづらさを抱えながらも愛を通して他者と関わる人間の様相を写し取ってきた、内田英治監督の真骨頂となる一作となる。

強迫性障害による潔癖症で、常にビニール手袋着用で生活し、同棲する恋人にも手すら触れることができない絵本作家・水島良城を三山、恋人に触れてもらえず、彼の病気を理解しつつも、自分の揺れ動く心に思い悩む書店員の女性・桐本月菜を久保が演じる。

◆三山凌輝(みやま・りょうき)プロフィール

1999年4月26日生まれ、愛知県出身。俳優。BE:FIRSTのメンバー。主な出演作に映画「HiGH&LOW THE WORST X」(2022)やドラマ「往生際の意味を知れ!」(2023)、「生理のおじさんとその娘」(2023)、連続テレビ小説「虎に翼」(2024)などの話題作へ出演。「誰よりもつよく抱きしめて」は自身初の主演映画となる。

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