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日本を去って11年! ハイラックスサーフは中古車市場で今爆上がり中だった【知らない間に高騰してるクルマたち】

MōTA / 2020年6月21日 8時30分

トヨタ ハイラックスサーフ

往年のスカイラインGT-Rなど、未だに中古車市場で高値で取引されているのは納得できる。だが、発売当時それほど人気もなかったクセに知らない間に価値が上がるクルマも稀にあるのだ。と、今回は知らない間にプレミアがついたある意味名車を5回に渡ってご紹介! 今回はRVブームを牽引した1台トヨタ ハイラックスサーフだ。

トヨタ サーフ[N210系](2002年~2009年)

走破性は折り紙つき! ベースがハイラックスで悪路はお手の物

サーフといえばこのモデルを思い出す人も多いはずだが、コチラは販売終了から25年経過していることからタマ数も少ない

ハイラックスサーフは、ピックアップトラックのハイラックスをベースにしたSUVだ。リヤ部分のボディを加え、リヤシートを広くするなどしてSUVとしたモデルである。

4ランナーは北米を中心に今も発売中。現行モデルは3列シートを備える7人乗りに進化している

日本向けは2009年まで販売された4代目モデルで絶版となったが、アメリカなどでは4ランナーの車名で今も5代目モデルにフルモデルチェンジされ販売されている。

新車価格とほぼ一緒!? 部品も未だ手に入りやすい

リヤガラスはパワーウィンドウと同じようにワンタッチで開閉できるなど、使い勝手は抜群であった。ちなみに当時2.7Lと4Lエンジンモデルがラインアップされており、中古車市場では4Lモデルはかなり手を出しやすい価格となっている

4代目ハイラックスサーフの新車価格は2.7Lモデルで300万円といったところだった。それに対し中古車は2007年以降の走行7万km以下だと200万円くらいのものも流通するなど、ノーマークの人も多いであろうイメージなどからすると高値がキープされている。

ただランドクルーザープラドとの共通部分もあるなど、丈夫で長持ちするSUVだけに、100万円以下の物件でも十分乗れる物件が多数流通している点は救いだ。

当時のライバルも高値を維持

1986〜2002年に発売されていた日産 テラノはハイラックスサーフと比較するとタマ数は少ないながらも高値をキープイしている

なおハイラックスサーフと同じ成り立ちのモデルとして、かつてのダットサントラックをSUVにした日産テラノもある。しかしテラノは流通がハイラックスサーフの10分の1もないほど少なく、中古車価格もハイラックスサーフとは比較にならないくらい安い。

気づいたら高騰していた意外なクルマはコチラ▼

【筆者:永田 恵一】

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