屋根がパカッ！ これだけでおでかけしたくなる！ ポップアップルーフの楽しいキャンピング＆車中泊カー5選

アウトランダー PHEV「E:POP」[西尾張三菱自動車販売]（三菱 アウトランダーPHEV）

子供のころ憧れた秘密基地が愛車に！ そんな楽しい気分になるのが“ポップアップルーフ”だ。かつてマツダがボンゴフレンディで採用したことでご存じの方も多いだろう。屋根がせり上がりテントになるというもので、近年人気急上昇中の車中泊カーとしても注目が集まっている。 そんな楽しいルーフを備えた5モデルを一挙にご紹介！

見てるだけで楽しくなってくる！ 夢が広がるN-VANキャンパー

ホンダの遊べる軽商用車「N-VAN」（エヌバン）に、もっと遊べるポップアップルーフを載せてしまったのは、愛知県のキャンピングカービルダー「ホワイトハウス」。

「N-VAN COMPO（コンポ）」と名付けられたN-VANキャンピングカーは、ベース車の低床フラットフロアという利点を最大限活用。通常ならおひとりさま用の軽キャンパーに、もう1名分のテントを追加してしまった。

写真のようにサイドオーニングテントを加えれば、そこはもう楽しい遊びのベース基地に早変わり！ 眺めているだけで夢が勝手にどんどん広がっていきそうな、目にも楽しい1台だ。

カッコよさ倍増！ 全国の父さんたちが憧れる秘密基地、デリカD:5「D POP」

もともとアウトドア派憧れのアクティブミニバンに、こんな屋根がついてしまったらもう反則だ！？

全面降伏してしまいそうなくらい魅力的な三菱 デリカD:5を製造したのは、愛知県にある三菱の正規販売ディーラー、西尾張三菱自動車販売。「D POP（ディーポップ）」という名で、全国のデリカD:5ファンから熱い注目を集めている。

ルーフ以外は基本的にノーマルのデリカD:5のままだから、普段の買い物や通勤での利用も思いのまま。そしていざ週末となれば、旅先で急に思い立って車中泊も出来ちゃう！

こんな風に365日大活躍してくれる、家族の大切な相棒となることだろう。

先進運転支援機能が使える最新ミニバンのキャンピングカーなら遠出も楽チンだ！

ファミリーに人気といえば、日産のミニバン「セレナ」にもポップアップルーフ仕様があった！

こちらも日産の正規販売ディーラーが運営する日産ピーズフィールドクラフト（東京都）製造の「セレナ P-SV」だ。人気グレードのハイウェイスターも選ぶことが出来るのが嬉しいところ。

さらに先進運転支援機能「プロパイロット」の備わったモデルなら、遠出も楽ちんだ。これは簡素なライトバンベースのキャンピングカーでは得られない、最新ミニバンならではの満足度だろう。

ちなみに車名のP-SVは「ポップルーフ・スリーピングバージョン」の意味。就寝テントとしての利用はもちろんのこと、テントはメッシュのハーフオープン、さらにフルオープンにも出来る。

ドライブ先で景色の良い駐車場に停め、天井の特等席で休憩…なんて楽しみ方も出来るのだ。

ミニバンだけじゃない！ アウトランダーPHEVと車中泊は相性抜群だ！

ポップアップルーフは、なにもミニバンや軽だけの専売特許という訳ではない。

デリカD:5 D POP同様に、愛知県の西尾張三菱自動車販売が製造する「三菱 アウトランダーPHEV E:POP（イーポップ）」は、ご覧の通りSUVの屋根を綺麗にポップアップルーフ化したモデルだ。

給電可能な大容量バッテリーを積むプラグインハイブリッド車の特性を最大限に生かし、ドライヤーや電気毛布、電気ポットにホットプレートなど様々な電化製品を、車中泊やアウトドアでもフルに活用出来るのがありがたい。

アウトランダーPHEV E:POPは、まさに究極の車中泊カーといえるだろう。

定番人気のヴォクシーもなんだかちょっと違って見える！

ファミリーミニバンの定番、トヨタ ヴォクシーにもキャンピングカー仕様があった。

ヴォクシーのキャンピングカー、その名も「VOXY DAYS」だ。こちらもN-VAN COMPO同様に愛知県のキャンピングカービルダー「ホワイトハウス」が手がけた。

標準ルーフ仕様車のほか写真のポップアップルーフ仕様が選択可能で、その場合最大4人が就寝可能だ。

前席の回転機能やシンクなどのギャレーがセットされるグレードも用意されるなど、多彩な選択肢が用意される。

新時代に相応しい、遊べる5台の選択肢

見ているだけで楽しい気分になってくるポップアップルーフ。今回ご紹介した5モデルは、いずれも普段使いと週末の遊びの両面で大活躍出来る、1粒で2度美味しいクルマばかりだ。

密を避けて楽しめる、これからの時代に相応しい選択肢と言えるだろう。

[筆者：MOTA（モータ）編集部]