トヨタ RAV4、マツダCX-5、スバル フォレスターで最も荷室が広いのはRAV4! 大人気ミドルサイズSUV内外装比較
MōTA / 2021年10月24日 11時30分
ミディアムサイズのSUVはSUV人気の高まりとともに最も売れ筋のサイズだ。そのため、各社が力を入れて開発、販売を進めるメーカー肝煎りのモデルが多数存在する。今回はトヨタ RAV4、マツダ CX-5、スバル フォレスターの3台の外観と荷室空間を比較してみたい。
トヨタ RAV4はアウトドア派にもウケるアドベンチャーグレードが人気
まずはトヨタの人気SUV、RAV4だ。RAV4のボディサイズは全長4600~4610mm×全幅1855~1865mm×全高1685~1690mm。デザイン面はアウトドアにも適したタフさと個性を全面に押し出している。
荷室容量はデッキボード下段時で580Lと十分すぎるほどの容量を持つ。とくに人気なのがアドベンチャーグレードで、ツートンルーフやゴツゴツとしたエクステリアが冒険心をくすぐる。
最低地上高を10mm高め、クロスバーなどを備えたアドベンチャー オフロードパッケージを特別仕様車として用意するほど。本格SUV寄りのデザインとしながらも、街中でも映えるデザイン性の高さはさすがだ。マツダ CX-5は上質な流線形のラインが街並みにも映えるデザイン
マツダ CX-5のボディサイズは、全長4545mm×全幅1840mm×全高1690mm。
魂動デザインを採用した外観は都市部でも一際映える美しいプロポーションで、SUVというよりもクーペのような流線形のボディラインが特徴的だ。
最小回転半径は5.5mで、狭い駐車場でもそれほど苦労することはないサイズにまとまっている。
CX-5の荷室容量は505Lと、3〜4人が乗車し、その人数分の荷物を載せることを考えれば必要十分なサイズ感ではないだろうか。 全体的なイメージとしては、シンプルな台形のフォルムや立体感のある大型グリルなどSUVらしいタフさも兼ね備えているものの、アウトドアでの使用という面では上質になり過ぎてしまっている印象もある。スバルの看板モデルフォレスターは運転に不慣れな人でも扱いやすい
スバルの看板モデルとも言えるほど人気のあるミドルサイズのクロスオーバーSUV、フォレスターは「BOLDER」デザインを採用。先進的なLEDヘッドライトや大型ヘキサゴングリルを組み合わせた精悍でタフなデザインが特徴的だ。
フォレスターのボディサイズは全長4640mm×全幅1815mm×全高1715〜1730mm。全高は最も高いが、全幅は一番短いため、都内の幅が狭い道や舗装されていない山道などで、運転にそれほど慣れていない人でも安心できそうだ。また、スバルの運転支援機能「アイサイト」は好評で、遠出して疲れたあとの運転にももってこい。
荷室容量は509LとCX-5とはほぼ互角。しかし、X-BREAKグレードには撥水カーゴフロアボードが標準装備されており、汚れた荷物などもそのまま積載できるのが魅力的だ。ミドルサイズSUVはアウトドアシーンでの使用を考えたモデルが多い
こうしてみると、3台はキャラクターがはっきりと分かれている。アウトドアなどの使用を考え、悪路走破性を重視するならRAV4やフォレスターがおすすめだ。
しかし、CX-5は毎年11月ごろに年次改良が行われるため、昨今のアウトドアブームも相まってシフトしたモデルが登場する可能性もある。
2021年8月に登場したばかりのフォレスターは2021年12月に一部改良が予定されるRAV4やCX-5の進化に太刀打ちできるのか。ミドルサイズSUVの今後が楽しみだ。
【筆者:MOTA編集部】
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