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ホンダ ヴェゼルは「デザインの良さ」や「広い室内空間」が魅力! 人気グレード「PLaY」は装備の充実さがウケていた

MōTA / 2021年11月21日 17時0分

ホンダ 新型ヴェゼル e:HEV PLaY[2021年4月22日(木)発表/4月23日(金)発売] [Photo:茂呂 幸正]

2021年4月に発売されて以来、大ヒットのホンダ 新型ヴェゼル。日本自動車販売協会連合会が発表する2021年の乗用車ブランド通称名別順位では6831台で5位にまで上り詰めた。ヴェゼルのハイブリッドモデル「e:HEV」は日本自動車電動カーデザインオブザイヤーも受賞している。 そんなヴェゼルにはe:HEVを中心に4つのグレードが用意されており、その中で人気が高いのが「PLaY」だ。PLaYをはじめとするヴェゼルの人気が高い理由を紹介していこう。

ホンダ 新型ヴェゼル「e:HEV PLaY」(ハイブリッド・FF/ボディカラー:サンドカーキパール&ブラック 2トーン)[2021年4月23日発売] [Photo:和田 清志]

先代から人気のあったハイブリッドを中心に4グレードを設定

新型ヴェゼルは、先代で好評だったクーペ風のフォルムをさらに強調する大胆なデザインに進化した。メッキ加飾を最小限にとどめ、グリルをボディ同色としたシンプルなフロントマスクに水平基調のボディ、そしてリヤ周りはハッチバックのようなデザインで、後ろ姿は伸びやかな印象を与える。

リヤはハッチバックのように伸びやかなデザインとなっている

ヴェゼルは1.5リッター直列4気筒エンジン+2モーターのハイブリッドモデル「e:HEV(イー・エッチイーブイ)」の3グレードと1.5リッター直列4気筒エンジンのガソリンモデル1グレードを用意する。

ヴェゼルのハイブリッドエンジン

価格(税込)としては、PLaYが最も高価な329万8900円、e:HEV Zが289万8500円(4WDは311万8500円)、e:HEV Xが265万8700円(4WDは287万8700円)、ガソリンモデルのGが227万9200円(4WDは249万9200円)。

装備を充実させた結果、PLaYは乗り出し価格が高価になっている

PLaYは2トーンカラーやパノラマルーフが標準装備

PLaYには2トーンのボディカラーをはじめ、パノラマルーフやコネクテッド機能を強化した9インチのホンダコネクトナビゲーションのパッケージが標準装備であるため乗り出し価格こそ高価であるものの、PLaYはユーザーの幅を広げる目的で設定されており、誤解を恐れずにいうなら「特別仕様車」のような扱いだ。

一方、e:HEV Zとe:HEV Xが上級グレードと標準グレードの立ち位置となる。最上級グレードのe:HEV Zは左右独立式のエアコンやトノカバーを装備。さらにウインカーを出してハンドルを切るとその方向へヘッドライトが傾き視認性を高めるアクティブコーナリングライト、雨天感応式ワイパーなどの便利機能が標準装備される贅沢なモデルとなる。

開放的な室内空間を演出するパノラマルーフ

PLaYはヴェゼルの「Playfulに、光と風を感じながら後席のお客様も含めてドライビングを楽しんでもらいたい」という世界観のもと「遊びゴコロ」を最も表現したグレードと位置付けられている。さらに素材にこだわったグリルの差し色やインテリアがオシャレに変わっているのが特徴だ。

フロントグリルにはトリコロールカラーの差し色が入っている

ホンダに尋ねてみたところ、全グレードにおけるPLaYの割合は2021年10月時点で10%だという。しかし、現在ホームページでも紹介されている通り、部品供給遅れによって注文受付が一時停止されていることから、本来であればさらにPLaYの割合が増えていることだろう。

40代以上のユーザーが多いが若い世代にもウケている

個性豊かな2トーンカラー5色が用意されるPLaYグレードの中では白と黒でスタイリッシュに引き締められたプレミアムサンライトホワイト・パール&ブラックが一番人気だ。

2代目モデルは従来のヴェゼルオーナーの乗り換えが多い。初代の販売台数でも人気トップ3のうち2グレードはハイブリッドだったため、ハイブリッド主軸のグレード構成がユーザーニーズに合致したと言える。

年代別の構成としては、20代が14%、30代が14%、40代が20%、50代が27%、60代以上が25%と、40代以上のユーザーが多いものの、若い世代にも受け入れられているのがわかる。

また、購入理由としては「デザインの良さ」「取り回しの良いサイズ感」「外観からの想像を超える広々とした室内空間」「多彩なシートアレンジ」が主に挙げられている。

多彩なシートアレンジも人気の理由の一つだ

先代モデル以上に使いやすくなった室内が魅力

デザインやサイズ感は先に触れた通りだが、特に気になるのが室内空間とシートアレンジについてだ。ヴェゼルの後席はクーペ風のフォルムの外観から車内スペースが犠牲になっていそうだが、実際には足もとスペースなどは先代に比べ拡大した。

前席後方に薄いガソリンタンクを設置することでフラットな足元を実現するホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用。身長175cmの成人男性がドライビングポジションをとった状態で後席に座っても足が組めるほどのスペースを確保している。

後席は見た目以上に広く大人でも窮屈さは感じない

また、後席のレバーを引くことで倒すことができ、ほぼフラットな荷室が実現する。さらに後席は座面を持ち上げて折り畳むチップアップ機能も用意された。これにより足元空間を収納スペースとして活用できる。

後席シートは倒すだけでなく折り畳むことも可能

SUVが増えたことで個性を主張できるモデルに人気が集まっている

SUVが大流行する今、購入者がライバルモデルと比較検討する上で一風変わったオシャレなデザインや使い勝手の高さ、装備内容がより重要なポイントとなっている。そうしたニーズに応えるヴェゼルのPLaYグレードは受注を一時停止する事態にまで陥るほど人気を博した。

あまりの人気ぶりに現在では受注がストップしている

徐々に生産体制が回復しつつあるため、PLaYの受注も再開すれば登録台数はさらに伸びていくだろう。

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

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