新型ノア/ヴォクシー、オススメはハイブリッド+エアロボディ! 将来の中古車人気が期待される組み合わせだ
MōTA / 2022年1月23日 13時0分
新型ノア/ヴォクシー徹底解説、今回は国内外の新型車に精通するカーライフジャーナリスト 渡辺 陽一郎氏が、多彩に用意されたラインナップの中から推奨の注目グレードをご紹介する。 新型ノア/ヴォクシーのオススメパワートレインはハイブリッドかガソリンか。そしてボディタイプはノーマルボディかエアロボディか。渡辺氏はハイブリッド+エアロの組み合わせを推す。その理由をご紹介しよう。
標準ボディとエアロボディ、リセールバリューが高いのは断然エアロのほうだ
ここまで紹介してきたように、新型ノア/ヴォクシーは、デザインから内装、エンジンやハイブリッドシステム、安全装備と運転支援機能まで、さまざまな部分が進化した。今回は車種・グレード選びについて解説しよう。
新型ノアの価格は267万円から389万円。新型ヴォクシーの価格は309万円から396万円だ(価格はすべて消費税込み、以下同)。これらのラインナップの中から車種とグレードを選ぶ時は、まずエアロボディか標準ボディかを決める。
標準ボディはヴォクシーには設定がないから、必然的にノアになる。
標準ボディとエアロボディ、価格はおよそ7~8万円差だ
標準ボディとエアロボディの選択は好みに応じて決めれば良いが、迷った時はエアロを推奨する。
エアロボディの価格は標準ボディよりも7~8万円高い。だが5~7年後に手放す場合、価格差以上に高額で売却できる可能性もある(リセールバリューが高い)からだ。
ハイブリッドとガソリンエンジン車、35万円の価格差なら迷わずハイブリッドがおススメ
ノアとヴォクシー、同じエアロボディでも装備の違いにより価格差がある
エアロボディでは、ノアとヴォクシーの選択がある。同じグレードで価格を比べると、ヴォクシーが5~7万円高い。これは装飾類を含めて装備の違いに基づく。好みに合う方を選べば良い。それぞれにノーマル(ノンターボ)エンジンとハイブリッドが用意され、エアロボディでの価格差は35万円だ。
新型ノア/ヴォクシーのハイブリッドは、新機能を数多く盛り込んだ。先代モデルに比べ燃費も2割程度向上している。価格差が35万円ならハイブリッドが割安といえるだろう。ハイブリッド S-Gとハイブリッド S-Z、選ぶべきは後者だ
エアロボディのハイブリッドを選ぶと、グレードはノア、ヴォクシーともに「S-G」と「S-Z」の二者択一だ。2WDモデル同士で価格を比較すると「ノア ハイブリッド S-G」339万円に対し「ノア ハイブリッド S-Z」は367万円。
「ヴォクシー ハイブリッド S-G」344万円に対し「ヴォクシー ハイブリッド S-Z」は374万円となる。
この価格差もヴォクシーは30万円、ノアは28万円と異なるが、機能と価格のバランスでは両車とも上級のS-Zが割安だ。
S-ZにはS-Gにオプション設定される復数の装備が標準装着され、ノアの価格差28万円に対し、プラスされる装備の価格換算額は約35万円になる。
新型ノア/ヴォクシー、渡辺陽一郎氏オススメのベストバイグレードは「ハイブリッド S-Z」
総合すると、新型ノア/ヴォクシーを買うなら共に「ハイブリッド S-Z」がベストグレードという結論になる。それなりに高価だが価格とのバランスも良く、将来の中古車人気にも期待がかかる。
なお新型ノア/ヴォクシーから新設定されたハイブリッドの4WD(E-Four)は、このハイブリッド S-Zにも設定されている(22万円高)。積雪地などのユーザーは従来に比べ大幅に選択肢が拡がった。
なお新型ノア/ヴォクシーは先進運転支援機能などのオプション装備も多彩で設定も細かい。これらについても各解説記事を参照のうえ、時間をかけて慎重に選びたい。
[筆者:渡辺 陽一郎/撮影:島村 栄二・TOYOTA]
外部リンク
- 新型ノア/ヴォクシーで車中泊は可能!? 身長180cmの編集部員がさっそく実際に寝てみた
- トヨタ ノア/ヴォクシーが8年ぶりのフルモデルチェンジ! 新たに搭載される最新技術からオススメグレードまで…新型ノア/ヴォクシーの情報をまとめて紹介
- 押し出し感の強まった新型ノア/ヴォクシーのカスタムに好印象の様子! 一方で「そろそろオラオラデザインを見直す時期では」の声も【みんなの声を聞いてみた】
- 燃費が2割もアップ! 新型ノア/ヴォクシー、8年ぶりのフルモデルチェンジで動力性能や先進運転支援機能が大幅に性能向上
- 「あ、後ろから自転車!」新型ノア/ヴォクシーにはスライドドアOPENを緊急停止する安全機能が備わった
この記事に関連するニュース
-
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に”1代で”姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
くるまのニュース / 2024年11月21日 7時10分
-
「フロンクス/ヤリスクロス」コンパクトSUV比較 ともに都会的なスタイルだがグレード構成に差
東洋経済オンライン / 2024年11月20日 12時0分
-
ホンダWR-V試乗記・評価 大満足か後悔か? 成功か失敗か? 見極め重要なコンパクトSUV
CORISM / 2024年11月17日 10時10分
-
スバル クロストレック(ストロングハイブリッド)の価格は383万3500円〜! 発売日や燃費は?
MōTA / 2024年11月7日 19時0分
-
147万円!スゴい「エスティマ」発見! まさかの「重厚感×ファンシー」を両立!? 超カスタムされたトヨタ「元祖高級ミニバン」が凄い!
くるまのニュース / 2024年11月6日 20時10分
ランキング
-
1ローソンストア100「だけ弁当」第12弾は「イシイのミートボール」とコラボした「だけ弁当(イシイのミートボール)」
食品新聞 / 2024年11月23日 20時40分
-
2副業を探す人が知らない「看板広告」意外な儲け方 病院の看板広告をやけにみかける納得の理由
東洋経済オンライン / 2024年11月23日 19時0分
-
3【独自】所得減税、富裕層の適用制限案 「103万円の壁」引き上げで
共同通信 / 2024年11月23日 18時57分
-
4「中間管理職を減らしたい」企業の盲点 リストラで起こる、3つのリスクに備えよ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月24日 8時0分
-
5《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン / 2024年11月23日 16時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください