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量産モーターを採用した電動アクスル [人とくるまのテクノロジー展2018横浜]

MotorFan / 2018年5月26日 15時50分

量産モーターを採用した電動アクスル [人とくるまのテクノロジー展2018横浜]

鈴木一郎氏が1936年に創業した富士鉄工所を源流とするユニバンスは、駆動系ユニットの専門メーカーだ。駆動系伝達機構や変減速機ユニットのほか、単品製品を生産・供給している。そんな同社が展示していた世界初公開となる技術が注目を集めていた。 ●TEXT&PHOTO:川島礼二郎(KAWASHIMA Reijiro)

 ユニバンスが世界初公開していたのはEV/HEV用ギヤボックス。左右に小型のモーターを2基搭載しつつ2速ギヤボックスを組み合わせた構成である。軽自動車からPV、SUVなどを対象とし、将来的には大型バスや大型トラックへの適用も視野に入れている。
 これらの車両では一般的に、発進時には強大な駆動力が絶対的に必要とされるが、同時にある程度の高速走行性能も求められる。フル乗車の車両や、積み荷が満載状態でのトラック輸送を想像して欲しい。そうした状況下では、従来の1モーター式ギヤボックスでの対応は困難であった。



 そこで2モーター化して合わせてギヤボックスを2速化することで高効率領域を飛躍的に広くすることができ、また、モーターの利点を損なわないためにトルク抜けをなくした、というのが本製品だ。高効率領域を用いた走行シーンが増えることから、電力消費量の低減も可能となる。



 面白いのは、展示モデルのモーターはSEG Automotive製が採用されている点。これはコストを意識してのことだという。BMW i8も2速ギヤボックスを搭載しているが、あちらは欧州特有の高速巡行に対応したものであり、そしてコストを気にする必要はない。
 ユニバンス製ギヤボックスは、コストの問題から目を背けるわけにはいかない。そこで考えたのが、この量産小型モーターの搭載だったのだ。車格に合わせた出力の量産モーターを活用し、安価で高効率なギヤボックスをシリーズ化していくという。
 これまで電動駆動に共通した悩みだったトルク抜けを解決すべく生み出されたユニバンスの2モーター搭載EV/HV用ギヤボックス。今後の開発に注目して行きたい。




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