スポーティなクラウンがほしい! 先代アスリートから新型RSヘ乗り換えるべきか?
MotorFan / 2018年7月23日 19時10分
先代(14代目)クラウンは、スポーティな「アスリート」とフォーマルな「ロイヤル」、プレミアムな「マジェスタ」の3タイプが用意されていた。新型(15代目)は、それを統合して一本化している。
![新型クラウンRS 新車価格518万4000円](https://motor-fan.jp/images/articles/10004959/big_491225_201807231857550000001.jpg)
先代クラウンで、「スポーティなクラウンがほしい!」という層は、こぞって「アスリート」を買った。エンジンは、2.0ℓ直4直噴ターボの8AR-FTS型(3.5ℓV6エンジン搭載車もあった)。イナズマを思わせるフロントグリルも、精悍で人気を集めた。
新型クラウンで、「スポーティなクラウンがほしい!」となれば、選ぶのはRSグレードだろう。エンジンは、やはり8AR-FTSの2.0ℓ直噴ターボだ。ややパワーアップしているとはいえ、同じエンジン、同じトランスミッション(8速AT)のFRである。
先代クラウンアスリート 全長×全幅×全高:4895×1800×1450mm ホイールベース:2850mm
![先代クラウンアスリート なかなかな精悍なサイドビューだ](https://motor-fan.jp/images/articles/10004959/big_491228_201807231859290000001.jpg)
クラウン アスリートS-T(FR)
全長×全幅×全高:4895×1800×1450mm
ホイールベース:2850mm
車重:1610kg
搭載エンジン:2.0ℓ直4ターボ(8AR-FTS)
最高出力:235ps(173kW)/5200-5800rpm
最大トルク:350Nm/1650-4400rpm
トランスミッション:8速AT
タイヤ:FR215/55R17
最小回転半径:5.2m
JC08モード燃費:13.4kmℓ
新型クラウンRS 全長×全幅×全高:4910×1800×1455mm ホイールベース:2920mm
新型クラウンRS
全長×全幅×全高:4910×1800×1455mm
ホイールベース:2920mm
車重:1730kg
搭載エンジン:2.0ℓ直4ターボ(8AR-FTS)
最高出力:245ps(180kW)/5200-5800rpm
最大トルク:350Nm/1650-4400rpm
トランスミッション:8速AT
タイヤ:FR225/45R18
最小回転半径:5.5m
JC08モード燃費:12.8kmℓ
サイズは、新型になってもほとんど変わっていない。
新型の方が
全長で15mm長く5mm背が高い
だけだ。
ホイールベースは
新型が70mm長い。これはかなり大きな違いだ。
よって、新型の方がフロント/リヤのオーバーハングが短く、タイヤが四隅に近づき、より安定したプロポーションだ。
ベースとなるプラットフォームが、先代がトヨタNプラットフォームで、新型がTNGAのGA-Lプラットフォームで、これは大きく違う。プラットフォームは、クルマのアーキテクチャーの基盤なので、新しい方が「ポテンシャルが高い」わけだが、熟成したプラットフォームの完成度も魅力だ。クラウンのNプラットフォームに関しては、完成の域に達しているプラットフォームなので、先代クラウンの出来は、当然悪くない。
新型プラットフォームになり、軽量化も進めたはずだが、じつは新型の方が重い。先代が1610kgだったのに対して新型は1730kg。さまざまな軽量化よりも装備の充実、各種安全装備、環境対策による重量増が上回ってしまったからだろう。
そのせいで燃費も先代の13.4km/ℓ(JC08モード燃費)から12.8km/ℓへ若干悪化している。これは、昨今の「実燃費重視」というトレンドもあるから、おそらく新型の方が実燃費が悪いということはないと思うが・・・。
あとは、デザインの好悪となるわけだが、これは、新型のシックスライトでクーペライクなサイドビューが気に入るかどうか、だろう。先代の精悍なルックスがやっぱり好き、という人も多そうな気がする。
![新型クラウンは、レクサスLC/LSと同じTNGAのGA-Lプラットフォームを使う。](https://motor-fan.jp/images/articles/10004959/big_491234_201807231901520000001.jpg)
先代と新型で違うのは最小回転半径だ。駐車場に入れる、狭い道でUターンする際に、意外と影響がある数値だから見てみよう。
先代クラウンアスリートS-T:5.2m
新型クラウンRS:5.5m
である。
先代はタイヤが215/55R17だったのに対して、新型はFR225/45R18。これが影響している。新型もベースグレードのRS Bグレードを選べばタイヤは、215/60R16になり、最小回転半径は5.3mになる。
クラウンはFRなので、前輪の操舵切れ角は大きいから最小回転半径は小さめ。たとえば、FFのマツダ・アテンザだと5.6mになってしまう。歴代クラウンの取り回しの良さは新型でも健在、といえるだろう。
![新型の「顔」が気に入るかどうかもポイントだ。](https://motor-fan.jp/images/articles/10004959/big_491236_201807231902280000001.jpg)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
スズキが新型「ハスラー」発表! レトロなゴツ顔「ワイルド仕様」 SUV感スゴッ! 「ジムニー」と比較する人はいるのか
くるまのニュース / 2024年6月15日 8時10分
-
【解説】スバル「クロストレック」ってどんなクルマ?サイズやエクステリア&インテリアの特徴は? グレード・価格はどうなっている?
くるまのニュース / 2024年6月14日 17時40分
-
[ワゴンRスマイル vs デリカミニ]スペック比較…カッコいい/カワいい以外にどこが違う?
レスポンス / 2024年6月8日 12時30分
-
【2024年】国産&外車スポーツカーのおすすめ人気15選 !スポーツカーの選び方も合わせて解説
MōTA / 2024年5月31日 19時0分
-
【WR-V vs ヤリスクロス】スペック比較…人気のコンパクトSUV、燃費に大きな差が
レスポンス / 2024年5月26日 12時30分
ランキング
-
1"歯かせ"に聞く「正しい歯の磨き方」- 歯磨きは長時間ほどいい? すすぎは何回? 歯周病を放置するとどうなる?
マイナビニュース / 2024年6月17日 14時30分
-
2「熱中症の怖さを伝えても微動だにしない」猛暑なのに冷房をつけない頑固な老親が素直になる必殺フレーズ
プレジデントオンライン / 2024年6月17日 8時15分
-
3トヨタ「ルーミー」の対抗馬! 全長約3.8m&背高スライドドアのスズキ「小型ハイトワゴン」何がいい?「ソリオ」の魅力とは?
くるまのニュース / 2024年6月16日 8時10分
-
4最近“魚眼レンズ”がバズり中!? TikTokの『回転魚眼レンズ』やCapCutの『魚眼レンズ』を使った加工を紹介
isuta / 2024年6月17日 18時0分
-
5自転車「逆走」が招く重大事故 ドライバーには「一時停止無視のママチャリ」も恐怖
NEWSポストセブン / 2024年6月16日 16時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)