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より安全で低燃費に よりアクティブに。新型トヨタ・シエンタを検証 Part1

MotorFan / 2019年1月2日 8時0分

より安全で低燃費に よりアクティブに。新型トヨタ・シエンタを検証 Part1

使い途広がる2列シート車も新登場! 並ぶ者ない個性派プチバンとして人気のシエンタが、マイナーチェンジされた。より上質さを感じさせる外観の変更に、安全装備の充実。そしてなにより2列シート仕様のFUNBASEが加わったことが最大のニュースだ。

便利機能を追加した 3 列シート車
◆主な変更点◆
・安全装備の強化
・外観デザインの進化
・便利機能の追加
・ハイブリッド車の燃費は28.8㎞/ℓに向上

デビューから丸3年での改良
少し落ち着いたキャラに!?


 2015年7月に二代目となったシエンタは待望のHVモデルを加え、「ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン」として生まれ変わった。トレッキングシューズをイメージし、活動的な女性や山ガールから、男性、さらにはシニア層にも乗ってもらえるアクティブで機能的なデザインを追求。ファーストカーとしても乗ってもらえる上質さ、オシャレさをちりばめ、活発さと使いやすさを両立させたユニセックスなキャラクターが新鮮だった。

 特に3列目席の実用性はライバルを凌ぎ、大人でもしっかり座れる空間、シートを実現。また、2列目タンブル格納によるシートアレンジで3列目席の乗降性は群を抜き、1列目と3列目席のみを使ったコンパクトリムジン的な使い方も可能。さらにボディ各所に配されたSUVを思わせる樹脂パネル類は、標準の無塗装の黒に加え、フレックストーンとしてブルーメタリック、ブラウンパールが用意されるのも特徴で、カラーリングによっては都会を泳ぐ熱帯魚のようなカラフル(過ぎる?)存在感を放っていたものだ。

 そんなシエンタが2018年9月にマイナーチェンジを行なった。エクステリアではフロントグリルなどの意匠変更を行ない、あのフレックストーンを廃止。カラフルな樹脂パネル類はすべて黒に統一され、シックなボディカラーや、ツートーン全6色を新設定するなど、より落ち着いた大人っぽいデザイン、見映えになっている。とはいえ、Fun&Activeなキャラクターを進化させていることは間違いない。

 しかし、それ以上の注目点が、従来の3列シート車(6/7人乗り)に加え、アウトドアや車中泊にも適した2列シート(5人乗り)の「FUNBASE X」および「FUNBASE G」を新設定したことだ。

◆グリルなど質感を高める

トレッキングシューズをイメージしたという個性的なフォルムは基本変わらない。フロントのバンパー&グリル、前後ランプ。ホイールキャップのデザインを変更したほか、ツートーン全6色を新設定。樹脂パネルの色は黒に統一され、フレックストーンはなくなった。

◆個性的なデザインはそのまま

内装、ダッシュボードまわりのデザインに変更はほぼない。一見デザイン優先と思わせながら、その実使い勝手や収納類に優れているシエンタの美点はそのまま継承。


◆より上質な雰囲気に

 3 列シート

2017年8月に特別仕様車として加わった「G“Cuero”」がカタログモデルに昇格。ダブルステッチ付きの合成皮革×スエード調シートを備え、ワンランク上のプレミアム感だ。


◆新しく加わったうれしい装備

車両を上から見たように周囲一帯をナビ画面に映し出す、パノラミックビューモニターをオプションで設定した。
アクセルとブレーキを踏み間違えた時などに障害物を検知して自動でブレーキを掛け るインテリジェントクリアランスソナー。
パワースライドドアのクローズ中に施錠操作を行なうと、スライドドアが閉まった後に自動でロックするよう予約ができる。
後席ドアの開閉でシステムが作動し、走行後停車してイグニッションをオフにすると、荷物置き忘れ防止の通知が表示される。

◆スペックは同じでも燃費が1.6㎞/ℓ向上したHV

エンジン・モーターの出力は変わっていないが、ハイブリッド車の燃費は28.8㎞/ℓへと向上している。乗り心地は標準の15インチタイヤよりも、意外やオプションの16インチタイヤの方が良かったという。


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