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「誤解を解きたい!」……メルセデス・ベンツに対する“誤解”っていったいなんなんだ?

MotorFan / 2019年4月8日 7時0分

「誤解を解きたい!」……メルセデス・ベンツに対する“誤解”っていったいなんなんだ?

とあるディーラーでの会話。「ウチ(メルセデス・ベンツ)に対する、みなさんからの誤解を解いていきたいんですよね」とセールスマンが発した言葉。Cクラスがプレミアムカー5年連続№1を獲得するなど販売絶好調で、なんの誤解も受けるはずがないメルセデス・ベンツが、どんな誤解を受けているのか聞いてみると……。

高価というか、“敷居の高さ”を感じられている方がまだ多くて……

 当編集部では「世界の自動車オールアルバム 2019年」の編集作業に追われている真っ只中。編集部員+フリーライター総動員で、50ヵ国261ブランドの世界のクルマを掲載すべく奮闘中である。

 私、編集Tは、メルセデス・ベンツなどを担当。編集するにあたって、写真探し、原文リリースの翻訳、スペック表作りなど、やることが山ほどあって目がまわりそうな……、いや、実際に目がまわっているといってもいい。

 そこで、市場調査という名目で現実逃避。現車を見てリフレッシュしようと、ふらり、メルセデス・ベンツのディーラーに行ってみた。

 入店してすぐ、ディーラースタッフがお出迎え。とはいえ、編集Tは購入のためにきたのではなく、現実逃避でクルマを“鑑賞”しにきただけなので、あまりスタッフの方の迷惑になりたくない、という気持ちが先走る。

 だが、つい、おしゃべりがしたくなり、「Cクラス、いいですね。とても売れているんですよね」と水を向けると、「ハイ、とても絶好調です」と。「向かうところ敵なしですね?」と再度、話かけると、思わぬ答えが返ってきた。

「メルセデス・ベンツに対する誤解を解きたいんですよね」。

 メルセデス・ベンツに対するイメージとして、いまだ“敷居の高さ”を感じる方が多いのだそうだ。時間があまりないのと、スタッフの方を拘束するのも申し訳ないので詳細は聞かなかったが、ただ、イメージ的に”メルセデス・ベンツは高嶺の花で、自分には関係ない(購入できない)クルマ”と考える方が多いそうだ。

 そして、もうひとつ、興味深い話をスタッフの方から聞くことができた。

「メルセデス・ベンツを購入される方は、必ずしも新型車狙いばかりじゃないんですよね。逆に、ファイナルモデルをあえて選ばれる方も多いです。熟成されているから、と」。

 ほんの気晴らしにと思って遊びに行った(編集長、ごめんなさい)ディーラーで、こんな話を聞けるとは!

 編集部に戻って、また「世界の自動車オールアルバム 2019年」の編集作業に取りかかる。さっきまで、ラインナップの多さに辟易していたが、そのラインナップの豊富さが楽しみに変わってきた。

Cクラスのインパネ。ステアリングは左右に小さなトラックパッドが付いた、Eクラスと同じ仕様のものを採用。※写真は海外仕様

 この記事のタイトルそっちのけで、どことなく編集後記(とはいえ、まだ編集作業は終わっていないが)的な内容になってしまったが、言いたかったことは、メルセデス・ベンツは敷居が高いところではないということ。

 スタッフの方もプロだから、たぶん(いや、確実に)編集Tが“お客さん”になるとは思わなかっただろうが……(泣)。それよりも、購入する or しないは別に、メルセデス・ベンツに興味を持った人たちへ、メルセデス・ベンツの魅力を丁寧に伝えてくれる親切さとフレンドリーな接客に、実は編集Tも正直感じていた“敷居の高さ”は、知らぬ間に払拭されていた。

「世界の自動車オールアルバム 2019年」が、読者のみなさんと、メルセデス・ベンツだけでなく各社ディーラーで“クルマ談義”をするきっかけとなるツールになればなぁ。完全に宣伝だけど、4月30日発売なので、カレンダーに赤丸印をつけといてくださいね〜。では、作業に戻ります。

最高級MPVのVクラスは新型へとバントンタッチ。※写真は海外仕様

 ここで宣伝です!(とはいえ、すでに宣伝しまくりですが・汗)。毎年恒例の「世界の自動車オールアルバム」2019年版を4月30日に発売されます。

 メルセデス・ベンツもオールラインナップでお届けしますので、ご興味があれば、ぜひお手にとってもらえたらうれしいです。

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