1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【動画】電気のない場所で医療を行うには? 太陽光発電コンテナを導入

国境なき医師団 / 2024年3月7日 16時7分

チャドの難民キャンプで試験運用を進めている © MSF/Jan Bohm

緊急時に、電気のない場所で援助活動を行うにはどうしたらよいか。このような場面で多く使われているのは、ディーゼル発電機だ。しかし、燃料の軽油を遠隔地に運ぶのは難しく、また危険も伴う。さらに、化石燃料は地球温暖化の原因となり、それは地球規模の健康問題にもつながる。 そこで国境なき医師団(MSF)が試験的に導入したのが、太陽光発電パネルを搭載したコンテナだ。発電パネルの下にはテントを張ることができ、診療所として使うこともできる。 MSFはいま、スーダンの紛争から隣国チャド東部に逃れた難民への援助で、このコンテナを試験運用している。気候変動が進む中での新しい手法として大きな可能性があるものの、重量や運搬などの面での課題もある。現在は従来型の発電機と合わせて使っているが、将来的にはこのコンテナだけで電力を供給できるようにすることを目指している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください