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「魔の7歳」とは? 交通事故の死者・重傷者が最も多いのは小学一年生、イーデザイン損保が危険マップ提供

マイナビニュース / 2024年4月4日 9時34分

画像提供:マイナビニュース

イーデザイン損害保険では、子どもの交通事故の危険箇所マップ「もしかもマップ」を提供している。

「事故時の安⼼だけでなく、事故のない世界そのものを、お客さまと共創する」というミッションを掲げるイーデザイン損保は、「事故のない世界」を共創する自動車保険「&e(アンディー)」によるデータを活用した事故削減プロジェクト「SafeDriveWith」の一環として、2022年4月27日より、親子で道路上の危険箇所を発見しマップ上で可視化するWebサービス「もしかもマップ」を開始。子どもたちの交通事故のない世界の実現を目指している。

交通事故の統計によると、交通事故の死者・重傷者が最も多いのは「7歳=小学1年生」。その数は小学6年生と比較すると約3.7倍にもなり、未就園児(幼児)よりも約2.2倍、未就学児(幼稚園・保育園児)よりも約1.2倍と多い。こうしたことから、小学1年生の子どもは事故にあうリスクの高い「魔の7歳」と呼ばれ、問題視されている。

この「魔の7歳」に対して、金沢大学融合研究域融合科学系の森崎裕磨特任助教の監修のもと、身近な道路上の危険個所を親子で確かめ合える、もしかもマップが開発された。

このマップは、主に小学校就学前後の子どもとその保護者を対象にした、自宅の近くや通学路上にある「交通事故に注意すべき危ない場所」を知ることができる地図サービスで、誰でも利用することができる。

親子で自宅の近くや通学路を歩きながら「ここ危ないな」と思った場所には、地図上にキャラクター「もし子」でピンを立てることができ、このピン立てを全国のユーザーが参加して行うことで、大きな「交通事故危険マップ」が出来上がる。2024年3月29日現在、マップ上には58,632のピンが立っている。

「安全てんけん」機能では家の周りや通学路にある危険な場所を親子で実際に歩いて、大人と子供それぞれの視点でピンを立てることができ、親子でコミュニケーションをとりながら危険な場所を探すことで交通安全の意識向上に役立てる。

事故の原因として最も多い衝動的な「飛び出し」にも対策を講じるべきと考え、「おまもりもし子」も開発。飛び出しに関する事故の原因や解決策を、実証実験を通して解明することを狙った。児童の交通安全意識向上を強く願い、中野区立江原小学校の協力を得て実証実験が実現した。

おまもりもし子は、通学時のランドセルに付けられるサイズの小型デバイスで、端末にインストールされたアプリを立ち上げると、加速度から飛び出しを検知した際にアラートが発生し、「プップー(車のクラクション音)+止まって」という音声で危険を知らせる。またGPS連動により、事前に設定した危険エリアに子どもが入った際はアラートを出し、注意喚起を行うことも可能。アラートが鳴った回数はアプリ上で確認でき、保護者や先生との振り返りにも活用できる。

今後はおまもりもし子の実用化に向けて、小型センサーを開発するなど機能改善を行いながら、飛び出しの多い箇所のデータをもしかもマップに反映させたり、 もしかもマップでユーザーが登録した危険箇所をおまもりもし子でアラートしたりするなど、サービスを相互活用し、子どもの事故削減を推進していくという。
(Yumi's life)

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