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【若者視点で見る迎賓館】若手館員おすすめ、迎賓館の裏マップとは?

マイナビニュース / 2024年4月11日 15時47分

画像提供:マイナビニュース

迎賓館の見どころや豆知識、舞台裏を発信している内閣府迎賓館の公式Xアカウント(@cao_Geihinkan)は、若手館員が作った迎賓館見どころ裏マップを投稿し、注目を集めています。

○迎賓館赤坂離宮

迎賓館赤坂離宮は、明治42年に東宮御所として建設された、日本では唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物です。第2次世界大戦の後、外国からの賓客を迎えることが多くなったため、大規模な改修を施し、昭和49年に現在の迎賓館ができました。

これまで多くの国王、大統領、首相などを迎えたほか、主要国首脳会議などの国際会議の場としても使用されています。

まず正面玄関の重厚な鉄扉を開けると、そこは黒と白の市松模様の床に真紅の絨毯が敷かれた「玄関ホール」があります。玄関ホールの床は、日本風に言えば市松模様、西洋風に言うとチェスの盤のようなチェック模様で、イタリア産の白い大理石と国産の黒い玄昌石で構成されています。

\手織りです/#朝日の間 の床に敷かれている緞通(だんつう)は47種類の紫色の糸を用いて色調に変化をつけています。大きさは縦7.5メートル、横13メートル。職人さんが手織りで作ってくださいました。 pic.twitter.com/kwep7w0c7E— 迎賓館赤坂離宮 Akasaka Palace (@cao_Geihinkan) March 2, 2024

正面玄関から中央階段を上がって進むと「朝日の間」があります。ここはヨーロッパの宮殿の「謁見の間」に当たる部屋です。現在は、賓客のサロン(客間・応接室)として使われ、表敬訪問や首脳会談等も行われる迎賓館で最も格式の高い部屋なのだとか。

迎賓館の正面玄関の真上の部屋「彩鸞の間」は、鳳凰の一種である「鸞(らん)」と呼ばれる架空の鳥のデザインのレリーフがあることから「彩鸞の間」と呼ばれています。この部屋は、条約の調印式、首脳会談などに使用されます。

迎賓館の西側に位置する「羽衣の間」。謡曲「羽衣」の景趣を描いた大絵画が、天井に描かれていることに由来しています。雨天時の歓迎式典や晩餐会の招待客に食前酒が供されるところでもあるそう。

「花鳥の間」は、天井に描かれた油絵や壁に飾られた七宝焼が花や鳥を題材にしていることから来ています。現在では主に公式晩餐会が催されるほか、記者会見の場として使用されています。

和風別館「游心亭」は、東宮御所などの設計で知られる建築家、谷口吉郎氏の設計により昭和49年(1974年)に建設されました。 和風の意匠と純日本のおもてなしで諸外国の賓客をお迎えするための施設として利用され、 お茶・お花・和食などにより、「和」のおもてなしを提供しているところです。

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