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東京・浅草にたばこが吸えるカフェバーが登場 - 「SMOKING & COFFEE BAR SMOCO」は異文化交流と景観維持に一役

マイナビニュース / 2024年5月9日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

愛煙家にとって、喫煙スペースの確保は非常に困難な時代。喫煙できる場所自体が減っているのに加えて、改正健康増進法の施行により、飲食店などの屋内施設で、座ってゆっくりたばこが吸える環境はなくなりつつある。

そんな中、東京・浅草の地に、2024年1月からオープンした「SMOKING & COFFEE BAR SMOCO」は、喫煙可能なカフェバーとして注目を集めている。

雷門から徒歩およそ1分という立地に店舗を構えるSMOCOは、カフェバーに公衆喫煙所が併設されており、公衆喫煙所はもちろん、カフェバーにおいても喫煙が可能。公衆喫煙所はスタンディングのみだが、無料で利用できるので、ちょっと一服という人は公衆喫煙所、ゆっくり飲食をしながらという人はカフェバーといった利用スタイルとなっている。

カフェバーは1階がカウンター席、2階がテーブル席という構成。1階のカウンターは5席だが、壁際には立って喫煙できるスペースも用意されている。そして2階には、2人がけのテーブルが5卓、4人がけが2卓が設置されている。2階を利用する場合は、ファーストオーダーのみ1階で行い、以降はテーブルに用意された呼び鈴で店員の方を呼ぶシステムとなっている。もちろん1階、2階とも、紙巻き、加熱式たばこに関わらず全面喫煙可能となっている。

○■店長の英語力で異文化交流の場に

最近ではかなり珍しい全面喫煙可能なカフェバー「SMOCO」は、かつて同じ場所で不動産業を営んでいた会社の子会社が運営している。

「この浅草という立地を考えると、あまり不動産には適していないので、会社を移転して、何か別の商売を始めることにしたのがきっかけです」と話すのは、SMOCOの店長を務める柴田修司さん。まだ不動産を営んでいた頃に、近隣の公衆喫煙所が立て続けに撤去されたこともあり、「時代には逆らっているけれど、何か喫煙関係の商売ができないか」と考えたそう。

SMOCOの計画が動き始めたのが2023年夏。そこから2024年1月の開店に向けての突貫作業が始まったと柴田さんは苦笑いを浮かべる。「大学生の頃にイタリアンレストランでバイトをしたり、卒業後もレストランバー付きのホステルで働いていたことがあったので、飲食の基本的なところはある程度わかっていたのですが、それから少し時間が経っていたので、思い出す意味も込めて、仕事が終わった後にバーでちょっと修行をしたりもしました」。

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