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Microsoft Exchange Online、SMTP認証におけるBasic認証終了へ

マイナビニュース / 2024年4月18日 9時31分

画像提供:マイナビニュース

Microsoftは4月15日(米国時間)、「Exchange Online to retire Basic auth for Client Submission (SMTP AUTH) - Microsoft Community Hub」において、Exchange OnlineのSMTP認証(SMTP AUTH)におけるBasic認証のサポートを2025年9月に完全に終了すると発表した。サポート終了までにOAuth(Open Authorization)認証へ移行する必要があるとしている。

○Basic認証終了までのスケジュール

Microsoftが発表したBasic認証終了に向けた今後のスケジュール(予定)は次のとおり。

2024年9月にExchange管理センターのクライアント送信レポートを更新する。この更新によりメール送信にBasic認証またはOAuth認証のどちらを使用しているかが表示されるようになる
2025年1月にBasic認証を使用しているテナントにメッセージセンターから警告が送信される
2025年8月にBasic認証を使用しているテナントに再度メッセージセンターから警告が送信される
2025年9月にクライアントサブミッションエンドポイント(smtp.office365.comおよびsmtp-legacy.office365.com)のBasic認証サポートを削除する

Basic認証の終了後にBasic認証を試みるとクライアントアプリは「550 5.7.30 Basic authentication is not supported for Client Submission.」のエラーメッセージを受け取ることになる。

○OAuth認証への移行

MicrosoftはExchange Onlineの各種サービスにおいてBasic認証のサポートを終了している(参考:「Basic Authentication Deprecation in Exchange Online – September 2022 Update - Microsoft Community Hub」)。これまで対象外とされてきたSMTP認証(SMTP AUTH)におけるBasic認証のサポートを終了する。

OAuth認証へ移行するには、クライアントアプリケーションがOAuth認証をサポートしている必要がある。MicrosoftはOAuth認証を使用してExchange Onlineに接続する方法を「OAuth を使用して IMAP、POP、SMTP 接続を認証する | Microsoft Learn」にて解説している。

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