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「日本のピラミッド」はどこにある!? 激アツコラボ再び『地球の歩き方 ムーJAPAN』発売記念会見- 「潜在的な観光地」にフォーカスした一冊

マイナビニュース / 2024年4月19日 9時12分

一方の新井氏は、おすすめスポットとして埼玉県の「吉見百穴」を挙げた。

「私は埼玉出身なので、地元のスポットを選びました。吉見百穴は、丘陵の岩肌に穴が100個くらい空いているんですよ。これはぜひ一度見てほしい。人が入れる大穴もあるのですが、奥に進んでいくと、内部は太平洋戦争中に零戦のエンジンの部品を作っていた地下軍需工場に繋がっているんです。さらに奥に行くと『この先は崩れているので進まないでください』と書かれているのですが、子供ながらに『別の理由があるんじゃないか』と楽しんでいました」(新井さん)

吉見百穴の付近には、「武蔵松山城」も位置していると話し、「戦国ファンも、ミリタリーファンも、古代ファンも、みんなが楽しめるエリアとなっています」とアピールした。
○▼「潜在的な観光地」に当てたフォーカス

新井氏によると、『地球の歩き方 ムーJAPAN ~神秘の国の歩き方~』に掲載されているのは、「純粋な観光地じゃない場所が多い」という。

「行きにくかったり、周りに何もなかったり、そもそも観光の文脈にない場所だったり。でも、ここにあるネタがなにかのキッカケになって観光地化するかもしれない。そういう意味では潜在的な観光地だと言えます」(新井氏)

三上氏も、この本には地域興し、町興しの側面があると指摘し、「城がある場所なら、そこに歴史的なストーリーもドラマもあるので、ストレートに城を使って盛り上げていけばいいでしょう。でも、この本は歴史があるかどうかではなく、『伝説』がある場所に焦点を当てています。そういう不確かなものにこそ魅力があるんです」と主張。

最後に新井氏は、「世界編はテーマ別でいろんなものを紹介していましたが、日本編は北から南にかけて都道府県別で紹介しています。実用性を意識した作りになっているので、使いやすく便利になったと思います」と新刊へのこだわりを語った。
(猿川佑)



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