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買取店の「鑑定士」は資格がなくてもできる? 仕事内容や必要なスキル、なり方を解説

マイナビニュース / 2024年4月26日 13時5分

ただし、店によっては経験者を優遇している場合や、応募条件が設けられている場合もあります。また、未経験で入社できたとしても、その後の勉強は人一倍大変なものになりますので、覚悟が必要でしょう。

なお、買取店には、金・貴金属を専門的に扱う店だけでなく、ジュエリーや時計など、さまざまなジャンルのブランド品を扱う店も少なくありません。そうした店で働く場合、金・貴金属以外のアイテムの査定知識が必要になることも頭に入れておきましょう。
■「宝石鑑定士」 には民間資格がある
<必要な資格やスキル>

宝石には、ダイヤモンドやパールのほか、ルビーやエメラルドなどさまざまな種類があります。宝石鑑定士とは、そうした宝石類を査定し、どのくらいの価値になるのか判断するプロフェッショナルです。また、宝石鑑定士には、宝石を査定するだけでなく、宝石が本物かどうか見極めることも求められます。

宝石鑑定士が活躍する場は多く、買取店をはじめ、デパートの宝石売り場や輸入代理店など、宝石を取り扱うさまざまな店で働くことができます。宝石の重量や色、形、透明度などを見て、その価値を判断します。

このような査定を行う宝石鑑定士ですが、宝石鑑定士に国家資格はありません。ただし、宝石を見極めるための知識やスキルは必須です。また、海外や国内に鑑定士資格を発行する団体がいくつかあり、それらの団体から認定を受けると民間資格を得ることができます。

中でも、GIA(米国宝石学会)が発行する「G.G」やGem-A(英国宝石協会)が発行する「FGA」は、宝石鑑定士としての信頼性が特に高いとされています。

・「G.G」(Graduate Gemologist)

「G.G」はGIA(米国宝石学会)が発行しており、世界で最も認められている宝石鑑定士資格と言えます。米国宝石学会は、ダイヤモンドの品質を決める「4C」の基準を作ったことでも知られています。

G.Gを取得するには、GIA独自のカリキュラムに従い、ダイヤモンド・カラーストーンそれぞれの全ての宝石学を習得しなければなりません。

・「FGA」(Fellow of the Gemmological Association)

「FGA」はGem-A(英国宝石協会)が認定・発行する宝石鑑定士資格です。G.Gと並び、世界的に知名度の高い資格となっています。

FGAを取得するには、ダイヤモンドとカラーストーンについて幅広い知識を身に付け、基礎試験と応用試験の両方に合格する必要があります。

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