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お湯の注ぎ方で、コーヒーの味や香りを自在にコントロールできる。HARIOの「V60 透過ドリッパー」

マイナビニュース / 2024年5月7日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

皆さんはコーヒーを自宅で、自分で淹れて飲む人だろうか。そのとき、どんな道具を使っているだろうか。
最近は、2万円前後でもミル付き、つまりコーヒー豆と水をセットすれば、豆を挽いてお湯を沸かしてコーヒーを抽出するまで、すべて自動でやってくれる全自動コーヒーメーカーも珍しくない。

ただお湯を沸かしてその勢いでドリップする昔のコーヒーメーカーと違って、マイコン制御の最新モデルは抽出前の粉の“蒸らし”までていねいにやってくれる。だから、コーヒー専門店に負けないくらい美味しいからオススメだ。
○■コーヒーマシンからハンドドリップへ

我が家には全自動コーヒーメーカーはないけれど、実はエスプレッソマシンやカプセル式のコーヒーマシン、さらにコーヒー専門店にありそうな、13段階にコーヒーが挽ける電動式のコーヒーミルもある。
どれも、十数年前にエスプレッソマシンメーカーのウエブにコーヒーの記事を連載していたときに使っていたもの。ただ今はすべてお蔵入りにしてとことんアナログな方法、つまりハンドドリップで淹れている。

ところでハンドドリップというと、まずネル(布)ドリップ式のフィルターが頭に浮かぶ。「ネル」はもともと「軽く起毛したウール生地」のこと。けれどコーヒーのフィルターに使う布は「コットンフランネル」、つまり軽く起毛したコットン生地のこと。こだわりの老舗コーヒーやコーヒーマニアの一部には“ネルドリップ絶対主義”を掲げる人もいる。

でも、ネルドリップは取り扱いが本当に大変だ。ネルドリップの布にはコーヒー豆から出た油脂分が付着するから、使えるのはだいたい50回が限度。使ったものを乾かしたり洗濯したりすると、その油脂分が酸化してコーヒーの味を損なうから乾かしてはいけない。

だから使ったものは洗剤を使わずに水で揉み洗いして、水に漬けて保管する。それでも油脂分は時間の経過とともに酸化する。この酸化を少しでも防ぐために、使って洗ったらすぐに冷凍しておく人もいるくらい。筆者も昔、挑戦したことはある。でもすぐに諦めた。
○■HARIO(ハリオ)のドリッパー

いま、筆者が毎日使っているのはペーパードリップ式のドリッパーとペーパー、そしてドリッパーにお湯を注ぐドリップポット。そして手回し式のコーヒーミルだ。
ドリッパーはクラシックな台形の3つ穴型、1つ穴型、円すい型といろいろ使ってみたが、今はコーヒー界の世界的定番円すい型のHARIO(ハリオ)「V60透過ドリッパー」を主に使っている。なお「V60」という名前は、この円すい形の角度が60度だから。

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