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データ活用と帳票管理を両軸で支援するウイングアーク1st - 第33回 Japan IT Week 春

マイナビニュース / 2024年5月2日 16時7分

画像提供:マイナビニュース

帳票運用サービスやデータ活用のためのBI(Business Intelligence)サービスを手掛けるウイングアーク1stは、4月24日から26日まで東京ビッグサイト 東ホールで開催されたITソリューションのイベント「第33回 Japan IT Week 春」にブースを出展し、両サービスをデモ形式で紹介していた。
○帳票運用サービス

同社は帳票の運用を支援するため、帳票基盤となるソリューション「SVF」や、さまざまなシステムと連携可能なクラウド型の帳票サービス「SVF Cloud」、電子帳簿保存法に対応しさまざまな取引文書のデータ化と管理を支援する「invoiceAgent」を手掛ける。

このうちinvoiceAgentは、帳票の仕分けや保管、検索が可能な「invoiceAgent文書管理」、インボイス制度や電子帳簿保存法に対応した帳票の送受信を可能とする「invoiceAgent電子取引」、企業間の契約をウイングアーク1stが立会人として承認する「invoiceAgent電子契約」、紙の文字を読み取ることでシステム入力の手間を削減し生産性向上に寄与する「invoiceAgent AI OCR」など複数のラインアップを展開している。

invoiceAgent AI OCRは、非定型の文書も事前の設定不要で読み取りが可能。取引先ごとに異なる様式で送付や受領する請求書・領収書の電子化により、業務効率化が期待できるとのことだ。

○BIサービス

ウイングアーク1stは、BIサービスとしては、現場のデータを収集して業務システムのデータとの統合を支援するデータマネジメントサービス「Dataring」、データベースエンジンやデータ連携ツールを組み合わせて提供するデータ分析基盤「Dr.Sum」、データの可視化と分析を支援するダッシュボード「MotionBoard」、Excel上でSalesforceの案件や顧客データの更新や取得が可能な「VyNDEX」などを提供している。

このうち、展示会ではMotionBoardの紹介が行われていた。同サービスはクラウド版とオンプレミス版どちらのライセンスも展開し、利用用途に応じて選択可能だ。社内のデータ活用に必要な機能を備えており、属人化しやすい分析業務を誰でも行えるよう支援する。

同サービスは散在するデータを集約して分析しレポートを作成する業務の他にも、IoTデバイスで取得したデータに基づくアラートの発出、製造現場におけるデータ可視化、取引先または顧客へのデータ開示サービスなどに活用できるとのことだ。

デモでは、非財務情報も含めた各KPIの進捗を可視化したダッシュボードが紹介された。財務情報はもちろんのこと、既存顧客の維持・拡大に必要な顧客満足度やリピート購入率、新規顧客開拓に必要な新規顧客数や新規商談などが数値化されている。各項目を選択すれば詳細なデータを確認できる。

KPIとする各項目は企業ごとに設定可能。小売業や製造業など、業種・業態にかかわらず自社の業務の実態を反映できる強みがあるとのことだ。ダッシュボード上の各情報はExcelやPowerPointの形式で出力可能。日々のレポート業務の省力化に貢献する。
(熊谷知泰)

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