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ホンダ「タイプR」のRは何の略? 意外にも答えは2つあった!

マイナビニュース / 2024年5月11日 11時30分

画像提供:マイナビニュース


ホンダには「タイプR」(TYPE R)という高性能なクルマがあります。現行のラインアップでいえば、「シビック」に高性能バージョンの「シビック タイプR」があるといった具合です。ところで、タイプRの「R」とは何の略なのでしょうか? モータースポーツで有名なホンダですから「R」から始まる答えは簡単に予想できそうなのですが、ちょっと待ってください! 実は、このRには2つの意味があるんです!

「R」の登場は「NSX」から

タイプRの初代は1992年11月に発売となった「NSX タイプR」(NSX-R)です。スーパーカー「NSX」の特別バージョンとして登場しました。もともと軽いオールアルミボディのNSXにさらなる軽量化を施した結果、車両重量は1,230kgまで軽くできたとのことです。開発中のNSX-Rプロトタイプで鈴鹿サーキットを走ったアイルトン・セナは、クルマから降りると「Comfort!」との感想を残したとか。

ホンダの公式HPにある「Honda Stories」というページを読むと、初代NSXが登場したころの日本は、F1日本グランプリ(鈴鹿サーキット)初開催を受けて「空前のF1ブーム」に沸いていたそうです。そんな中、ホンダの技術者たちは「誰もが驚くほど速いスポーツカーを作りたい」との情熱を燃やし、初代NSXオーナーからの「もっとサーキットを攻められるクルマが欲しい」との声に後押しされる形で、NSX-Rの具体化に向けて進んでいったそうです。

――正解は次のページで!


○問題をおさらい!

正解はこちら!

○【答え】「Racing」と「Red」の頭文字

「NSX-R」はレーシングカーのチューニング理論を応用したピュアスポーツモデル。「チャンピオンシップホワイト」と呼ばれるアイボリーホワイトのボディに真っ赤な「H」マークというカラーリングは、1965年にホンダがF1で初優勝を成し遂げた際の純日本製F1マシン「RA272」に由来します。なので、Rが「Racing」の頭文字だというのは納得ですし、答えを見るまでもなくピンと来ていた方も多かったはずです。

それでは、もうひとつの「Red」というのはどこからきたのでしょうか?

先述の「Honda Stories」によれば、初代NSXの開発時、ホンダでは「人間中心の先進技術を搭載した新しいスポーツカーを作るべき」とする「シルバー派」と、「もっと運動性能(速さ)を追求すべき」だという「赤派」が議論を戦わせたそうです。双方の意見を取り入れる形で登場したのが初代NSXだったわけですが、走りのポテンシャルを引き出す余地がまだまだあるということで、企画案として存在していた「赤派」の思いを実現すべく、NSX-Rの開発を始めたといいます。赤派を意味する「Red」が名前の由来になったということなんですね。

それでは、次回をお楽しみに!
(MN ワーク&ライフ編集部)

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