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「Oracle Database 23ai」提供開始、生成AIを活用した自然言語での質問を実現

マイナビニュース / 2024年5月9日 15時11分

画像提供:マイナビニュース

米オラクルは5月2日(現地時間)、コンバージド・データベースの最新リリース「Oracle Database 23ai」 のクラウドサービス版の提供開始を発表した。同リリースには、300を超える主要機能が追加されている。

「Oracle Database 23ai」は、「Oracle Cloud Infrastructure (OCI) 」上の「Oracle Exadata Database Service」、「Oracle Exadata Cloud@Customer」、 「Oracle Base Database Service」、「Oracle Database@Azure」で利用可能。

Oracle Database 23aiはすべてのOracle Cloud AIサービスと連携できるほか、AI機能はすべてのデータベース・エディションに含まれ、追加コストは不要。
AI対応を強調するため、名称を変更

今回、画期的なAIテクノロジーが含まれている点を強調するため、リリース名が「Oracle Database 23ai」と変更されている。同社は、データのためのAIをシンプルかつスケーラブルに提供することを標榜している。

「データのためのAI」として、提供される主な新機能は以下の通り。
Oracle AI Vector Search

「AI Vector Search」により、特定の単語、ピクセル、データ値ではなく、概念的内容に基づいてドキュメント、画像、リレーショナル・データを検索することができる。

「AI Vector Search」では、大規模言語モデル(LLM)は自然言語インタフェースを用いて非公開のビジネスデータをクエリし、正確で関連性の高い結果を提供できるようになる。開発者は、新規および既存のアプリケーションにセマンティック検索機能を簡単に追加することが可能になる。

ビジネスデータとベクトルデータを同一のデータベースに格納・処理することで、ユーザーは既存のビジネスアプリケーションに「AI Vector Search」をシームレスに統合できる。
Oracle Exadata System Software 24ai

Exadataスマート・ストレージは、「AI Vector Search」を高速化するため、アプリケーションは膨大なデータセットと大規模なユーザーベースに対してAIベクトル検索を実行できる。
OCI GoldenGate 23ai

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