「今年の夏もマスクを着用したい」が7割、着用目的で分類した6つのタイプとは? - 大王製紙
マイナビニュース / 2024年5月31日 13時57分
大王製紙は5月30日、「2024年 夏のマスク着用意向に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2024年3月13日~3月18日、直近3か月以内にマスクを自ら購入・週3日以上着用している1,465名を対象にインターネットで行われた。
○この夏のマスク着用意向、男女の傾向に差はなく約7割が「着用したい」
この夏(6~8月)のマスク着用意向は「いつも必ず着用したい」30.7%、「できるだけ着用したい」37.2%と、合計67.9%が着用したいと回答した。
着用したくない人の理由は、「暑さ」という回答が最も多く、「息苦しさ」「ムレる」が続いた。この結果から、これから気温や湿度が上がるにつれて、マスクを着用しない人の増加が想定される。
○マスクを着用する目的「風邪や新型コロナウイルスなどの感染症予防」が最多
マスクの着用目的は、「感染対策」、「花粉症・アレルギー対策」「身だしなみ」、以外にも、「周りの人に迷惑をかけたくない・トラブルを防ぎたい」といった他者に配慮している人や、周りの人がマスクを着けているから着用するという人もおり、目的が多岐にわたった。
また、マスクを着用する目的の選択肢である全20項目を整理すると、着用目的は6タイプに分類され、年代別でも傾向が分かれることがわかった。
年齢別でみると、全体構成比が最も高い「健康を守りたい」タイプは、50代49.3%、60代59.1%と年代が高くなるにつれて構成比が高くなっている。次に構成比が高い「ピンポイント着用」は、20代~40代が25%前後、50代・60代が18%前後と低くなる傾向に。「コンプレックスカバー」は、10代が26.7%とほかの年代よりも高い傾向になり、若年層のほうが周りからの目を気にしていることがうかがえる。
「健康を守りたい」は、全体構成比で最も高いタイプ。体調を崩さないよう“菌を防ぐ目的”でマスクを着用。他のタイプと比べるとファッション性はあまり求めていない様子。マスクに「耳掛けのやわらかさ」などを選ぶ人の割合も多く、着用時間が長い可能性がある。
「ピンポイント着用」は、「パーソナルスペースを保てる」「他人のニオイをガードできる」「コミュニケーションを取らなくていい」の理由が多く、"他者との距離感を保つ目的"でマスクを着用。マスクの選び方では快適性とデザイン性の両方で選ぶ傾向がある。
「コンプレックスカバー」は、「気になる部分を隠したい」「素顔を見せたくない」など、"自信のない部分を隠す目的"でマスクを着用。「年中着用したい」「周りが着けていないと着けにくい」といった回答も高く、マスクを着用したいものの周りの目が気になる様子。
「トラブル防止」タイプは、他者に配慮し、"余計なトラブルを起こさない目的"でマスクを着用。マスク選びでは定番の色・形、有名・定番メーカーの割合が高く、定番で無難なマスクを選びたいという気持ちがうかがえる。
「周りにマスクをしている人が多い」「マスクを着けないといけない雰囲気がある」などの理由で、"周りの着用状況に合わせる目的"でマスクを着用する人も。使用するマスクのデザイン性や快適性・ブロック機能に特徴はなく、マスクへのこだわりがあまりない傾向。
「セルフプロデュース」タイプは"ファッションの一部"としてマスクを着用。デザインを重視しており、耳ひもの柔らかさやブロック機能などはあまり重要視していない様子。10代、20代の割合が高く、マスクの情報をSNSから知るといった特徴もある。
(Yumi's life)
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