WithSecureが年次イベント開催 - 中堅・中小企業のプロアクティブなセキュリティへの移行を支援
マイナビニュース / 2024年5月31日 7時0分
Koskela氏は「最小限の効果的なセキュリティが私たちの第一目標です。そのため、当社はパートナーとともに、良好なサイバーセキュリティをもたらし、中堅・中小企業が何を良好なサイバーセキュリティと見なすかを民主化していきます」と胸を張る。
こうした状況をふまえ、同社は脆弱性管理やパッチ管理、EPP(Endpoint Protection Platform)、EDR(Endpoint Detection and Response)などのソフトウェアを組み合わせて、モジュラー式で提供している「WithSecure Elements Cloud」に、新たにExposure Managementや生成AI機能を追加している。
Exposure Managementは、AIにより組織のデジタルエクスポージャー(デジタル上のリスク)を継続的に発見し、これにはアタックサーフェス、デバイス、アイデンティティ、クラウドサービス、ネットワークを含む環境全体に対する攻撃者の視点を取り入れている。ビジネスコンテキストや攻撃パスモデリング、動的な脅威インテリジェンスにもとづいて、推奨事項に優先順位を付けるという。
同氏は「Exposure Managementは、パートナーとユーザーをリアクティブ(受動的)なセキュリティからプロアクティブなセキュリティへと移行させます。これにより、自社のアタックサーフェスを理解し、攻撃を発見して優先的に行動することが可能になります」と説明。
一方、生成AI機能としては生成AIベースのツール「WithSecure Luminen」を発表。複雑なタスクを簡素化し、状況に応じたガイダンスを提供することで、セキュリティチームの人的リソース不足という課題を抱える企業/団体に、サイバーセキュリティにおける効率的な改善を提供するというものだ。
LLM(大規模言語モデル)を活用し、セキュリティチームがリソースに制約のある困難な環境でも作業負荷を管理できるようにし、生産性の向上を促進する正確かつ実用的な対策を推奨する。
Luminenのアルゴリズムは、セキュリティインシデントの詳細な分析、アクションの自動化、状況に則したインサイトを提供し、データとの柔軟なインタラクションを実現するとともに、セキュリティ管理者の負担を軽減して複雑なサイバーセキュリティの状況に適切な対策を講じられるようにするという。
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