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オーストラリア政府観光局が世界遺産キャンペーンをスタート! あばれる君「自分の目で見て楽しんで」

マイナビニュース / 2024年5月31日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

オーストラリア政府観光局は5月30日より、新たなキャンペーン「オーストラリアの世界遺産は"体験"だ!」をスタートした。オーストラリアにある20のユネスコ世界遺産と、その道中で体験できる食、自然、文化などを紹介することで、日本の旅行者の好奇心を喚起する。アンバサダーには、世界遺産検定1級を持つお笑い芸人のあばれる君が就任した。

○日本人観光客を増やす秘訣は?

冒頭、オーストラリア政府観光局のデレック・ベインズ氏が登壇し、キャンペーンの経緯を説明した。同氏によれば、ここ数年は日本とオーストラリアをむすぶ航空機のフライト数が堅調に増加しているという。「2024年6月時点では、1週間に84便の直行便が運航される見込みです。コロナ禍により減ってしまった日本人渡豪者の数ですが、ピーク時(2019年)の年間50万人の水準まで回復する日もそう遠くないかも知れません」と期待を寄せる。

そのうえで、さらなる日本人の観光客増に向けて、オーストラリアにある20の世界遺産をアピールしていく。「海外では、世界遺産に対して日本人ほど興味を持っていないようです。でも様々な調査により、日本人は世界遺産に興味関心が高いことが分かりました。これまでに35万人以上の人々が受験したという「世界遺産検定」が存在すること自体、日本人の世界遺産好きを表しています」とデレック氏。そこでオーストラリア政府観光局では「オーストラリアの世界遺産は"体験”だ!」を展開する。

「オーストラリアの世界文化遺産には『シドニー・オペラハウス』(登録: 2007年)が、また世界自然遺産には『グレート・バリア・リーフ』(1981年)があります。両方の価値を兼ね備えた『ウルル=カタ・ジュタ国立公園』(1987、1994年)は世界複合遺産です」とデレック氏。ここで世界遺産アカデミーの宮澤光氏にバトンタッチし、さらに話を堀り下げていく。

宮澤氏は「世界には数多くの人々が暮らし、様々な自然や文化があります。そうした世界の多様性を代表するものが世界遺産です」としたうえで「オーストラリアの世界遺産は、まさにその縮図。人類の歩みのすべて、地球の歴史のすべてを網羅しています」と紹介する。なかでも、自然の景観美、地球の歴史、固有の生態系、の特徴を持つ登録地が多いようだ。

オーストラリアの先住民であるアボリジニにまつわる世界遺産もある。『オーストラリアの囚人遺跡群』(2010年)は植民地政策を行っていた大英帝国によって建てられた刑務所の遺跡となる。

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