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鈴木愛理、貪欲な“もっともっと病”は父譲り 30歳の誕生日で見せた涙の理由も明かす

マイナビニュース / 2024年6月2日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

ハロー! プロジェクトのアイドルグループ・℃-ute解散後、ソロアーティストとして活動を始めた鈴木愛理。テレビ朝日のYouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』の番組『オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲カバーでしょdeショー!!』(以下『アニソンでしょでしょ』)ではアニメソングのカバーに挑戦するたびその歌唱力と表現力が大きな話題となり、昨年は主演を務めたテレビ東京系ドラマ『推しが上司になりまして』で自ら主題歌も担当、新たな代表曲となる「最強の推し!」をリリースした。現在は、音楽番組やバラエティ番組のMCを務め、ABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『ミス・ターゲット』(毎週日曜22:00~)に、主人公・すみれ(松本まりか)を慕う結婚詐欺師見習いの萌役として出演中だ。

そんな鈴木は、今年の4月に30歳を迎えた。『アニソンでしょでしょ』現場ではサプライズの祝福に涙を見せたが、その理由とは。“最強の三十路”への意気込み、そして父譲りだという“もっともっと病”についても話を聞いた。

○涙の裏に…楽曲カバーの難しさ

――今年の鈴木さんの誕生日には、『アニソンでしょでしょ』の現場でサプライズで祝福され、涙する映像が配信されました。「頑張ってきてよかった」とおっしゃっていましたが、あのときの心境を教えてください。

なんでしょうね、あのときは心がもろくなっていたんです。私は「ポジティブの伝道師」と名乗っているのですが、もともと「私なんて」という思いが強くて、不安でいっぱいのネガティブな部分を、大人になっていく過程で明るく変換する能力が身についただけ。今でも、「これでよかったのかな」、「まわりからどう思われてるんだろう」という不安な気持ちは自分の奥にずっとあって、何とか打破しながらこの世界にいる状態で。特に、アニソンをカバーする『アニソンでしょでしょ』は、曲に対して、アニメに対して、歌唱されている方に対してのリスペクトを大切にしながら、一発撮りという緊張感の中で収録するので、何日も前から気合いを入れて準備しないと臨めない現場なんです。

あの日は目の前にご本人もいらっしゃったので、いつも以上に、「大丈夫かな」という心配が大きくて、誕生日が近いことなんて全く頭にありませんでした。だから、突然これまでのパフォーマンスをまとめた映像が流れ始めたときは「あれ? もしかして私、卒業するのかな? これで最後?」と不安が募って(笑)。でも誕生日のお祝いだと分かって、改めてこれまでの歩みを振り返ると、「挑戦してきてよかったな」という気持ちがこみあげてきました。たくさんのチャンスをくれるチームが、私の誕生日のために映像まで作ってくれて、家族並みの膨大な愛をくれて、すごくうれしくて。張り詰めていた糸がプツッと切られたように涙があふれたんだと思います。

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