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貯蓄額2000万円以上の人のマネーリテラシーは? 収入・貯蓄と評価テストスコアの関係を調査

マイナビニュース / 2024年6月3日 10時45分

画像提供:マイナビニュース

アドバンが運営するテクニカルブックは5月30日、「マネーリテラシー評価テスト」の結果を発表した。調査は2024年2月22日~2月27日、20歳以上の男女782名を対象にインターネットで行われた。

本調査では、金融行動と金融知識に関する質問のスコアでマネーリテラシーを測定した。金融行動と金融知識に関する質問は、金融広報中央委員会が公開している「金融リテラシー・マップ」の分類に基づき、テーマを独自にバランス良くピックアップしたという。調査の結果、平均は32.5点、中央値は34点だった。最頻値は18点(39人)となっている。スコア51~60点は「とても高い」、41~50点は「やや高い」、31~40点は「普通」、21~30点は「やや低い」、~20点は「とても低い」と、調査対象者のマネーリテラシーを5段階で評価した。
○男性/上の年代が、評価テストのスコアがやや高い傾向

マネーリテラシーの客観評価を男女別に集計したグラフをみると、男性は「とても高い/高い」の合計が33.8%、「とても低い/低い」の合計が36.9%だった。これに対して、女性は「とても高い/高い」の合計が27.2%、「とても低い/低い」の合計が46.5%となっている。男性と女性を比較すると、男性の方がマネーリテラシーがやや高い傾向が見られた。

続いて、マネーリテラシーの客観評価を年代別に集計したグラフをみると、客観評価が高い人が最も多かったのは60代以上で36.8%、最も少なかったのは20代以上で27.3%だった。大きな差こそないが、年代が上の人の方がややスコアが高いという結果に。

○スコア最上位層の9.8%が年収1,200万円以上、15.7%が年収900万円以上

マネーリテラシーの客観評価別に年収分布をまとめたところ、年収1,200万円以上が最も多いのは、客観評価が「とても高い」人(スコア最上位層)で、9.8%という結果だった。年収900万円以上が最も多いのもこの層で、15.7%となっている。

一方、年収100万円未満が最も多いのは、マネーリテラシーの客観評価が「やや低い」人で、28.3%という結果だった。なお、客観評価が「とても低い」人は、これに次ぐ24.4%となっている。

○スコア最上位層の25.5%が貯蓄額2,000万円以上、47.1%が貯蓄額1,000万円以上

マネーリテラシーの客観評価別に貯蓄額分布をまとめたところ、貯蓄額2,000万円以上の人が最も多いのは、マネーリテラシーの客観評価が「とても高い」人(スコア最上位層)で25.5%だった。貯蓄額1,000万円以上が最も多いのもこの層で、47.1%となっている。

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