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【ミニレビュー】AirTagを超えた? ワイヤレス充電対応のカード型紛失防止タグ

マイナビニュース / 2024年5月31日 22時23分

カード型の忘れ物防止タグはいくつかのメーカーから出ていますが、内蔵バッテリーの交換や充電ができず、電池が切れたら改めて買い直さなければならない製品がほとんど。エコの観点からも、“使い捨て”ではない充電式の本製品は評価できると感じます。

「探す」アプリの操作で音を鳴らすと、パワフルな単音が音の高さを変えつつ10秒ほど鳴り響きます。サイフやカバンなど、ある程度音を遮るものの中に収めた場合でも、音はしっかり確認できました。本機はUWBには対応していないため、カギのありかを自宅内で探す、といった用途は音に頼るしかありませんが、よほど周囲が騒々しい状況でなければ発見につなげられそうです。

持ち物がBluetoothの接続範囲を離れた場合、アプリから通知が届く機能もAirTagと同様に利用できます。昨今、キャッシュレス決済の普及で財布を家に置き忘れて外出する人が増えており、財布に忍ばせておけばウッカリの際に活躍してくれそうです。
それぞれの長所を踏まえ、AirTagとの“二刀流”で使いたい

気になったのは「音を出すのがためらわれる状況では位置が把握できない」「本体が薄いので折り曲げや破損がないよう留意して扱う必要がある」という点です。特に、100mAhのバッテリーを内蔵していることから、うっかり折り曲げてバッテリーを破損すると発熱や発火の危険性があります。3Vのボタン電池1つで動き安全なAirTagよりもいくぶん留意して扱う必要があり、子どもには持たせない方がよいかもしれません。

このような注意点があるものの、やはり「極薄のカードサイズ」「ストラップ穴あり」「充電できる」というAirTagにはない点はやはり魅力的。UWBに対応しない欠点はあるものの、持ち物の種類に応じてAirTagと使い分ける“二刀流”で忘れ物を防ぐのがよいでしょう。実売価格は3,800円前後で、実売4,480円前後のAirTagよりも安いのもポイントです。
(磯修)



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