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『光る君へ』源明子役の瀧内公美、鬼気迫る呪詛シーン回顧 「恥ずかしい(笑)」と照れるもやりがい実感

マイナビニュース / 2024年6月2日 20時45分

画像提供:マイナビニュース

現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)で柄本佑演じる藤原道長のもう一人の妻・源明子を演じている瀧内公美。劇中では、父・源高明が失脚させられた原因を作った藤原道長の父・藤原兼家(段田安則)を呪詛する鬼気迫る姿が話題になった。初の大河ドラマとなる現場で瀧内はどのようなことを感じ、作品に向き合っているのだろうか――。

○大河ドラマ初出演で反響の大きさ実感「多くの方からご連絡を」

瀧内が演じる源明子の父である左大臣・源高明は、藤原兼家の策謀により失脚。大宰府に左遷され権力を失ってしまう。後ろ盾を失った明子は、兼家の三男である道長と婚姻関係になり、兼家を呪詛する。藤原家への恨みが募る明子だったが、徐々に道長の優しさに触れ、少しずつ心変わりしていくという役柄だ。

瀧内にとって初となる大河ドラマ。「いままで単館系の映画への出演が多く、上映されても劇場で観ていただく機会が必然的に少なかったのですが、NHKの大河ドラマは全国民が視聴可能な作品なので、本当に多くの方からご連絡をいただきました」と反響の大きさに触れる。

明子は、鬼気迫る思いで夫である道長の父・兼家を呪詛する。瀧内は「結構『すごい役だね』とか『恐ろしい役だね』と言われます」と笑うと「でも第22回放送で、明子が道長さんに『殿にもいつか明子なしには生きられぬと言わせてみせます』とセリフがありましたが、殿“にも”というのがすごく気になって……。すごく奥行きが深い脚本で、捉え方で変わっていく」と、今後より多面的に絵が描かれていくであろう明子への期待を明かしていた。

そんな奥行きのある明子。最初に役柄を説明する資料をもらった際、『源氏物語』に登場する「六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)のようなキャラクター」と書かれていたという。瀧内は「私は日本舞踊を習っているのですが、演目に『葵上』というのがあるので、(六条御息所が葵上を恨む嫉妬深い役というのは)知っていたんですね。ですので怨念強い、妄想が止まらない面白い女性だなと思ってイメージしました」と語る。

○呪詛シーンに向けて「動画の資料などを観て研究しました」

明子が兼家を呪詛するシーンは大きな話題になった。瀧内は「私はこれまで呪詛をしたことがないので」と笑うと「やり方が分かりませんでしたが、動画の資料などを観て研究しました。なかでもやはり『陰陽師』の印象が強いので、それをイメージしていったのですが、指導の先生が『自由でいいですよ』と言ってくださって。でも『自由に』と言われても自由が分からない(笑)。そのなかで、試行錯誤してオンエアされたような形になりました」と経緯を説明した。

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