1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

社員研修なのに楽しそう! NTTe-Sportsが『eスポーツ×研修パッケージ』提供へ

マイナビニュース / 2024年6月7日 9時56分

画像提供:マイナビニュース

NTTe-Sports、エイジェックは6月3日より『eスポーツ×研修パッケージ』の提供をスタートする。社員研修にeスポーツの要素を取り入れることで、チームビルディングを楽しく学べるパッケージになっている。サービスの予約システムはNTT東日本 東京東支店が担当する。提供価格は50万円から(別途会場費が必要)。本稿では、メディアに公開されたトライアルの模様をお伝えする。

○■eスポーツ研修、会場をのぞいてきた

NTTe-Sportsが運営するeスポーツ施設「eXeField Akiba」(東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX)で開催されたトライアルには、NTT東日本の社員約20名が参加。4名ずつ5つのチームに分かれて対抗戦を行った。用意されたゲームタイトルは、いわゆるMOBAと呼ばれるジャンルのもの。個人のスキルではなく、チームの戦略性が問われる内容になっている。

はじめに、担当者から簡単なチュートリアルがあった。その後、チームごとに第1試合に向けた戦略を練る。各テーブルから、控えめな小声で「左、右、真ん中に分かれて中央のスターを取りに行きましょう」、あるいは「相手が奪いに来たところを、全員で攻撃してはどうでしょう」など楽しげな議論が聞こえてくる。ちなみに運営側の説明によれば、普段は交流のない部署の人間同士でチームを組んだ、とのこと。

ほどなくして第1試合が開始。参加者はスマホのディスプレイに目線を落としつつも、お互いに声をかけ合ってゲームを円滑に進めていく。自らのステータスをリアルタイムで報告し、余裕がない人はヘルプを求め、タスクを完了した人は仲間の応援に駆けつける――。数時間前までお互い話したこともない間柄だったのに、ゲームを通じてその距離が縮み、チームに連帯感が生まれていくように見えた。

試合を終えるとミニ反省会。どこが良かったか、どこで失敗したか、意見交換を行った。そしてチームの方針を軌道修正し、次の試合に備える。”戦略”と”対戦”を短いサイクルで繰り返しながら、つまりはPlan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)を高速で回しながらチームビルディングしていく。

試合を2つ終えたところで、まだ勝てていないチームがあった。そこで運営側は、ゲームを有利にするヒントが書かれているカードをひくチャンスを与えた。代表者はそのカードをひき、テーブルに持ち帰る。ゲーム攻略のための虎の巻は、果たしてチームに初勝利をもたらすだろうか。このあたり、脱落チームを出さないための運営側の工夫が感じられる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください