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アウトドアチェアのベストセラー、Helinox『チェアワン』と夏フェスの悩ましい関係

マイナビニュース / 2024年6月8日 7時30分

それ以来約10年にわたってガンガン使っているけど、いまだまったくガタはきていないから、『チェアワン』は耐久性にも優れていることを、個人的に保証したいと思う。
○■コンパクトサイズながら抜群の座り心地

マイ『チェアワン』は普段、専用の収納袋に入れて、常に車のトランクにぶち込んでいる。
公式スペックによると、収納時のサイズは幅35×奥行き10×高さ12cm。
非常にコンパクトなので、限りあるスペースの車内に常備していても、まったく邪魔と感じたことはない。

そして使えそうなシチュエーションを見つけると、車からヒョイと持ち出しておもむろに組み立てる。

組み立ては簡単至極で、慣れれば30秒くらいでできる。
展開時のサイズは、幅52.5×奥行き50×高さ65cm(座面高35cm)だ。

組み立ててもやはりコンパクトなサイズだが、買う前はこの"小ささ"が少し気になっていた。
もうちょっと大きくないと、座った際のリラックス感が得られないのではないかと思ったのだ。

しかし実際に使ってみると、座り心地は抜群だった。
シート部分はアルミポールのフレームに吊り下げたハンモック状なので、座ると腰が包み込まれるような感覚が得られる。
背もたれに体重を預けても、しっかりとした安定感があるのだ。

ちなみに、それでもやっぱりチェアは大きくゆったりしたほうがいいという人のために、僕は持っていないが、『チェアワン』の背もたれを長くした『チェアトゥー』というモデルもある。
ほかにも『チェアワン』をさらに軽量コンパクト化した『チェアゼロ』や、『チェアトゥー』よりもさらに広い座面を持つ『サバンナチェア』などなど、Helinoxは『チェアワン』を起点としたシリーズを多数展開しているので、自分の体格や好みに合わせて選ぶといいのだろう。

僕はといえば、体格は小柄なほうだし、野外でチェアに長時間座る機会はさほど多くなかったりするので、軽量コンパクトで携帯性に優れ、十分満足できる座り心地の『チェアワン』がやっぱりマイベストだと思っている。

○■なぜフジロックで使用禁止になったのか

僕が2014年だったか2015年だったかに(うろ覚えですみません)『チェアワン』を購入しようと思い立った直接の動機は、その年に参加予定だった夏フェス、具体的に言うとフジロックフェスティバルに持っていきたかったからだ。
フジロック経験者には激しく同意してもらえると思うが、3日間にわたる長丁場の野外フェスを、心ゆくまで楽しむための大きなポイントは、"良いチェアを持っていくこと"である。

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