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環境省後援「アツいまちサミット 2024」開催 - 暑さ対策先進都市の取り組みとは?

マイナビニュース / 2024年6月6日 14時2分

「国内の資源循環」の実現を目指した新たな取組みとしては、使用済みのラベルから新しいラベルにする「ラベルtoラベル」の実証実験を行う。またむぎ茶を生産する際に発生するむぎ茶殻を緩衝材にするアップサイクルなどを実施することで、環境課題解決に貢献し、持続可能な実現を目指していくという。「お客様の健康づくりをサポートするとともに、環境課題解決に貢献し、持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。またむぎ茶をしっかり飲んでいただいて、アツい夏を楽しみましょう」とコメントを寄せた。
○浜松市は”地域産業”を活かした取り組みを

また、暑さ対策先進都市の5都市が取り組む「暑さ対策」についても発表が行われた。

アツいまちサミットへの参加が4年目となる静岡県浜松市からは、地元産業を活用した「熱中症対策 水分補給 ✕ 中心市街地 夏休みこども取組みでPR」と「SDGs」を主旨とする活動が報告された。

2022年のFIFAワールドカップ、2023年の大河ドラマ「どうする家康」にちなんだ取り組みに続き、2024年は地元産業の遠州織物や注染染め体験を屋外で開催することで熱中症対策のプロモーションをしていくという。また、今年初めてオフラインでサミットに参加して様々な気づきも得たという。

○四万十市はSNSやイベントを通じて地域の暑さ対策を発信!

高知県四万十市は、「いろいろアツいぜ!夏の四万十市大作戦」と題し、昨年に引き続きSNSやイベントを通じて全国に米ナスと暑さ対策を発信するという。

四万十市は米ナスの路地作付面積が日本一のまちで、米ナスの体を冷やす効果に着目。8~9月には西土佐地域の飲食店11店舗で米ナス料理を提供する「アツさに負けるな! ガブッと米ナスキャンペーン」を実施する。8月に開催する「ナスフェス」ではナスを使った様々な体験ができるほか、むぎ茶配布による暑さ対策と水分補給の啓蒙を行っていく。
○多治見市は「やってみよう!あっつうドリル」を作成

岐阜県多治見市では、「多くの子どもたちに参加して欲しい」「積極的に取り組んで欲しい」「色々な人に関わって欲しい」などの想いから、昨年実施した暑さ対策をバージョンアップした「あっつうドリル~めざせアツさたいさく神~」を制作する。

昨年度の課題を活かし、今年度はクエスト形式のリニューアル、また「ドリル」での水分補給や暑さ対策の知識を得たり、「検定」でテストや自由研究の要素も追加。ドリルを提出した子どもたちにむぎ茶の引換券付きの検定用紙を渡し、検定を行った優秀者は「暑さ対策神の中の紙」として表彰も行う。他にも商店街のお祭りなど、街中を巻き込んだイベントも実施する。市内のより多くの人がより身近に暑さ対策に取り組む環境づくりや、アツいまち多治見の未来を担う子どもたちの発掘、市内の事業者と連携した地域全体の活性化を目指していくという。
○山形市は山形大学との連携した大学生のアイデアも

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