ネット動画も快適! パナソニック「Fire TV搭載ビエラ」の“進化と継承”
マイナビニュース / 2024年6月8日 6時0分
パナソニックの薄型テレビ「ビエラ」シリーズに、アマゾンの「Fire TV」を搭載した新しい4Kテレビ 計6シリーズ13機種が6月21日から順次発売されます。人気シリーズのコラボレーションはどのような経緯で実現し、Fire TVが載ることでビエラはどう進化するのでしょうか。パナソニックの金澤貞善氏、大竹隆太郎氏と、アマゾンジャパンの西端明彦氏に詳しく聞きました。
ビエラとFire TVのめざす方向は同じ
パナソニックは2008年、当時は世界初となるインターネットに接続してYouTube再生が楽しめるビエラシリーズのテレビ「PZR900」を発売しました。それ以来、パナソニックは放送とインターネット動画の両方を快適に楽しめるテレビを探求し続けています。
ビエラがアマゾンのFire TVを搭載するというニュースは、2024年1月にラスベガスで開催されたエレクトロニクスショーの「CES」を舞台に発表されました。国内では4K高画質の上位モデルからFire TVへの対応が始まります。5月の国内発表以降、パナソニックに寄せられる反響について大竹氏に聞きました。
「パナソニックは自社のテレビ製品で、放送とインターネット動画の視聴体験を融合することに長く注力してきました。アマゾンも同じように放送とインターネット動画、両方を快適に楽しめるFire TVシリーズを展開しています。両社がめざす方向性が合致して、今回のコラボレーションが実現しました。ビエラによる高品位な画質・音質の体験価値は、既に多くの方々から信頼を獲得しています。Fire TVを搭載することにより、音声検索を含むさまざまな体験価値の向上を楽しみにされている方の声が聞こえています」(大竹氏)
大竹氏は、パナソニックがFire TVを新たなスマートテレビのプラットフォームに選んだ大きな理由がもうひとつあるといいます。
それは、パナソニックが従来からビエラの国内モデルでこだわってきた「お部屋ジャンプリンク」、「TVシェア」といった独自機能が、Fire TVをベースとするプラットフォームに引き継げたことです。
ビエラ 日本モデルだけの「便利機能」をそのまま継承
パナソニックは2024年からFire TV搭載のビエラを世界各地で展開しますが、「お部屋ジャンプリンク」や放送中・録画したテレビ番組をモバイルアプリで視聴できる「Media Access」などの機能は、日本市場に固有のものです。
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