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脱「パワポっぽい」 Canvaでオシャレなプレゼンを 第17回 スライドをPDFや画像に変換してダウンロードする方法

マイナビニュース / 2024年6月6日 9時0分

(3)メモを含む
このオプション設定をONにすると、各スライドの下に「メモ」の文字が配置されるようになる。発表用原稿を印刷して「紙の書類」として手元に置いておきたい場合は、この項目をONにする。単にスライドだけをPDF化したい場合は、この項目をOFFにする。なお、「メモ」については第11回の連載で詳しく説明しているので、よく分からない方はあわせて参照しておくとよい。

オプション設定を指定できたら、PDF化するページを選択する。最初はすべてのページが選択されているので、「一部のページを除外したい」という場合のみ、この設定項目を変更すればよい。

最後に、カラープロファイル(色の記録方法)を指定する。PDFを画面で閲覧する、プリンターで印刷する、といった一般的な使い方であれば「RGB」のままで構わない。

印刷用データとしてPDFを印刷業者に渡す場合は、「CMYKに変換するべきか?」それとも「RGBのままでも構わないのか?」を事前に業者に確認しておく必要がある。ただし、「CMYK」を選択できるのは有料プランのCanvaを契約している方のみ、となる。無料プランの場合は「RGB」しか選択できない仕様になっている。

すべての項目を指定できたら準備は完了。あとは「ダウンロード」ボタンをクリックするだけだ。

少し待つとダウンロードが完了し、「ダウンロード」フォルダーにPDFファイルが保存される。あとは、Adobe ReaderなどのアプリでPDFを開いて、閲覧するなり、印刷するなり、各自の好きなように作業を進めていけばよい。

もちろん、PDFをメールなどで先方に送信したり、Webに公開したりすることも可能だ。ファイル容量が大きすぎる場合は、ファイルの種類に「PDF(標準)」を選択してダウンロードを実行するとよい。

長々と詳しく説明してきたが、実際のダウンロード作業はほんの数十秒ほどで完了する。慣れてしまえば、何の苦もなく作業を完了できるはずだ。クラウドに保存されているデータを「一般的なファイル」に変換してダウンロードできる、これもCanvaの大きな魅力の一つといえる。
スライドを「画像ファイル」に変換してダウンロード

PDFではなく、JPGやPNGといった「画像ファイル」に変換してダウンロードする方法も用意されている。こちらは、作成したスライドを「Word文書」に貼り付けて使用したい場合などに活用できる。

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