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新しい「綾鷹」おいしさの秘密を"上林春松本店"茶師に聞いた

マイナビニュース / 2024年6月14日 15時11分

こうして茶葉の割合を決めたのち、ブレンドしたら自分が合組を行ったお茶が完成! 急須で淹れて、一杯目を味わいます。なお煎茶を淹れるときは、沸騰させて不純物を取り除き、80度まで冷ましたお湯を使うことがおいしく淹れるコツとのこと。またお茶を注ぐときは"最後の一滴"までしっかりと注ぎ切ります。この一滴に美味しさが詰まっているそう。

今回「爽やかな香りで、しっかり渋みのあるお茶」を目指してみました。実際に飲んでみるとイメージに近い香りと味わいのお茶に。5種類の茶葉でも、組み合わせる種類や割合を変えると出来上がりはガラリと変わりそう。「綾鷹」もこの合組を何度も繰り返して味わいをつくっていますが、日々茶葉と向き合う茶師の技術と経験に培われたものだということがわかります。
○上林春松本店の歴史をもっと知るなら

「綾鷹」のおいしさを作り出す上林春松本店をより知るならば、京都・宇治市の「宇治・上林記念館」(宇治市宇治妙楽38)を訪れてみては? JR宇治駅から平等院へ向かう宇治橋通りに面した場所にある宇治・上林記念館では、上林春松家に伝わる歴史資料が公開されています。

いまから約450年前、織田信長が勢力を強めていた時代に上林春松本店の歴史は始まりました。お茶を愛した天下人の豊臣秀吉に重用され、茶師を総支配する「御茶頭取」を務める家のひとつとしてお茶文化を支えます。

徳川幕府が開かれてからは、幕府に新茶を届ける儀式「御茶壺道中(おちゃつぼどうちゅう)」の総責任者として活躍。徳川家光の時代から慶応3年(1867年)まで続きました。

しかし明治維新で茶師の主要な顧客の幕府が崩壊、廃業する茶師も多いなか、第十一代上林春松は一般庶民へのお茶の販売を行ったといいます。そのときに販売したお茶の名前が「綾鷹」で、今の「綾鷹」の名前の由来になっているそう。

伝統を重んじながら、新しいことに挑戦していく革新の精神は、上林春松本店とコカ・コーラに共通するマインドです。「今の消費者の方々の嗜好に合わせて、自信をもってオススメできる商品に仕上がりました」と、リニューアルした「綾鷹」に対して自信を見せる上林氏。パッケージのロゴマークにもあるように、「急須で淹れた味わい」が特徴の「綾鷹」、新しくなった味わいのこだわりを知ると、さらにおいしく飲むことが出来そうです。



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