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松田凌&内藤大希、俳優として感じる舞台『刀剣乱舞』の「求心力」「大きいうねり」

マイナビニュース / 2024年6月8日 12時30分

――内藤さんはいろいろとミュージカルで活躍されていて、満を持しての舞台『刀剣乱舞』出演という感じですが、『刀ステ』の印象はいかがですか?

内藤:役者みんなが出たがっている作品で、それってすごくないですか?「このコンテンツに出たいんだ」というみんなの熱がある作品って、すごく求心力があるということで、僕も関わりたい気持ちはあったんですが、年齢的に「刀剣男士は厳しいだろうな」と思っていた中でのお話だったので、ありがたく受けさせてもらいました。

――そんな舞台『刀剣乱舞』に2021年から出られている松田さんから、何かアドバイスなどあったりしますか?

松田:いや、アドバイスなんておこがましい! しかも僕って、役者を目指して最も出たかった舞台が『URASUJI』という人間だったので……。

内藤:そうだよね!(笑)

松田:ただ「自分の心が動く作品に出たい」という気持ちは昔からあって、舞台『刀剣乱舞』に関してもずっとご縁を感じています。作品って選ばれるものであり、自ずと足や心が向いたりするものなのかなという気がして。大希くんもミュージカルの方で活躍されてるのかなと思っていたら、こうやってまた共演できることになったのが、僕にとってはとてもうれしいサプライズでしたし。『刀剣乱舞』って、すごく大きなコンテンツで、メディアミックスとしてのパブリックイメージもあって、いろんな方々からそれぞれの印象を持っていただいているからこその責任は大きいとは思うんです。その中で制作陣の皆さんがいいバランスを作ってくださっていて、大希くんはそれを踏まえて役を担おうと思ってくださってるだろうから、アドバイスなんて何もないです。ただ自分が足を踏み込んでみると『刀剣乱舞』というコンテンツ自体がとても深かったし、その深さが一つの魅力で、知れば知るほど解像度も少しずつ上がっていって、自分という俳優なりの表現でいろんなものを試したくなってくる。だからこそ、楽しいんじゃないかなと、僕個人としては思います。

――ご自身が出演されて、『刀剣乱舞』の魅力をより強く感じられたということでしょうか?

松田:やっぱり、渦の中に入ったという感じはありました。大きいうねりというか……でも、「そのうねりに流されないぞ」とはすごく思いました。

内藤:すごい!

松田:そのうねりって、いいものなんですよ。熱気もあるし! でも逆に、危機感も持たなきゃいけない。僕は「この流れに乗るだけじゃダメだな」と思っちゃって。僕が『URASUJI』に出たいというような人間だからかもしれないけど、演劇であり舞台という中で、俳優が表現するということの芯を忘れず、しかしうねりを止めるんじゃなく、逆回転でもいいから自分で新たなうねりを生んでいかないといけない。流されるだけでは、作品に対しても失礼になってしまうのではないかなと思います。大口を叩いているようですけど、芯では絶対にこういう気持ちを持っておきたくて。1人の力じゃ変わらないかもしれないけど、「火をおこそう」と思う人が1人でもいないと。でも俳優って、そういう人たちの集まりだと思うんですよ。だからそういった点では、反響のある作品の中に身を投じられたことがとてもありがたかったですし、自分の予想以上に多くのものを得られたので、その得たものを『刀ステ』という作品に対して、そしてもちろん観に来て下さる方々に還元していきたいと思います。俳優として!

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