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【キケン】歯みがき中の小児の転倒事故増加 - 未然に防ぐポイントは?

マイナビニュース / 2024年6月11日 13時55分

画像提供:マイナビニュース

小さなお子さんが歯磨きする際、保護者の方は傍で見守っていらっしゃいますか?

近年、歯ブラシ中の転倒による事故が発生しているそうです。

【毎日の歯みがきを安全に】
#歯と口の健康週間 です。歯みがきは大切な生活習慣ですが、歯ブラシをくわえたまま転んだりぶつかったりすると、のどを突く危険も。
○床に座らせるなど安定した姿勢・場所で
○のど突き防止対策品の使用を
保護者が見守って安全に。
詳細は→
https://caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20230608/
(@caa_kodomoより引用)

消費者庁によると、歯ブラシをくわえたまま転倒したりぶつかったりして、子どもがのどを突く事故が増えているのだとか。その数、東京消防庁管内における令和4年までの5年間で、実に182人が救急搬送されているのだとか。

実際に、こんな事故が起きています。

「椅子に座って歯みがきをしていて、歯ブラシをくわえたまま転落した。のどの上部に筋肉に達する傷を負い、入院が必要となった」(3歳)

「子ども用の歯ブラシ(曲がらないタイプ)を使って自分で歯みがきをしていた。一歩踏み出した際に転倒して顔を床に打ち付け、口にくわえていた歯ブラシが上あごに突き刺さった。全身麻酔をして、気管挿管・人工呼吸管理下で歯ブラシを抜いた。抗菌薬治療を行い約1週間後に退院した」(2歳)

「寝転んで歯みがきをしており、一緒にいた年上の子どもと接触した際、歯ブラシでのどの奥を突いた。血の混じった嘔吐が2回あったため救急搬送され、診察後帰宅した。その後も発熱が続くため受診したところ、CT検査で頸部に感染による膿がみつかり、転院して手術となった」(2歳)

単に口腔内を傷つけるだけでなく、突き刺さってしまったり、それが原因で感染症を起こしてしまうこともあるんですね。喉の近くには、大切な血管や神経が集まっているので、十分に気を付ける必要があるようです。

事故を防ぐためのポイントはこちら。


保護者がそばで見守る中で、床に座って歯みがきをさせましょう
歯みがき中やその前後に、動き回って転んだり、椅子やソファなど不安定な場所から転落して事故が起きています。床に座らせるなど安定した姿勢・場所で、準備が整ってから歯ブラシを持たせ、歯みがきが終わるまではそばで見守りましょう。周囲にも声をかけてぶつからないように注意を促しましょう。

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