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小学生「裸眼視力1.0未満」が過去最大 - 目の病気や異常に気づけるサインとは?

マイナビニュース / 2024年6月10日 11時42分

○屈折異常や視力矯正を放っておくリスクは?

発達段階で何らかの原因により視力の成長が止まってしまうと、眼鏡を掛けても視力が上がらない「弱視」や、右の目と左の目が違う方向を向いてしまう「斜視」になる可能性があるという。これらは自然に良くなることはなく、将来、運転免許の取得や就労に支障をきたすこともあるとか。そのため、発達過程のできるだけ早い段階で、眼科医の指導による適切な治療が必要だという。近視・遠視・乱視の屈折異常を放っておくと、目の疲労や視力機能の低下だけでなく、近視の場合は病的近視に進行する可能性も。黒板の文字が見えづらいことなどが、集中力の低下、さらには勉強嫌いの要因の1つになるとも言われているため、本人にあった視力矯正が大切。
○眼鏡をかけると視力が落ちる?

眼鏡をかけて、「近視が進行する」「視力が低下する」ということはなく、眼鏡を頻繁に掛け外しすることも視力低下には繋がらないという。自分にあった度数で、正しい位置で眼鏡を掛けることが最も重要となる。
○眼鏡とコンタクトはどちらから始めるのが良い?

コンタクトレンズは、目に直接レンズを乗せて使用するため、使用時間や期限、お手入れなどの衛生管理が必要で、小さな子どもにとっては扱いが難しい。扱いを誤ると目の病気の原因にもなる可能性があるため、コンタクトは、自己管理ができる中学生や高校生になってから使うのが安心とのこと。
○子どもが初めて眼鏡をつくる時の重要なポイントは?

まずは眼科で目の状態を詳しく検査してもらい、メガネが必要と診断された場合は処方箋を発行してもらい、眼鏡店へ持参して眼鏡の作成を進めることができる。子どもの眼鏡はレンズ選びも重要。子どもは身長が低く上を見上げる機会が多いため、縦幅のある大きめのフレームに、目線を動かしてもレンズの端まで歪まずに見える視野の広いレンズを入れるのが適しているという。フレームの素材としては、柔らかさと軽さが特長の特殊な樹脂「TR90」や、「ベータチタン」「形状記憶合金」がおすすめだとか。また、毎日使うものなので、「ずれにくい」「掛け心地が良い」などの機能面から選ぶこともできる。店頭では正しい位置で眼鏡を掛けられるよう、眼鏡の受け取り時に、しっかりと調整を行なってもらうことが大切。お店選びは「保証内容やアフターサービスが充実している」「通いやすい場所にある」ことがポイントだとか。

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