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「macOS Sequoia」(セコイア)発表 MacにiPhoneミラーリング、新AI導入も

マイナビニュース / 2024年6月11日 3時4分

画像提供:マイナビニュース

Appleは現地時間6月10日、Mac向けの次期OS「macOS Sequoia」(マックオーエス セコイア)を発表した。手持ちのiPhoneの画面をワイヤレスでMacに映す「iPhoneミラーリング」のほか、Safariの強化、新しいパスワードアプリなどを盛り込んだ新OSで、新しいAI機能「Apple Intelligence」も導入。2024年秋に提供開始する。

iPhoneミラーリングは、macOSから直接iPhoneにワイヤレスでアクセスし、操作できるようにする新機能。ネット閲覧中にウェブページ上で簡単に情報を見つけるためのハイライト機能を加えた新しいSafariや、簡単にパスワードにアクセスし、すべての認証情報を一か所にまとめられるという新しいパスワードアプリなども搭載する。

macOS Sequoiaを利用できる製品は以下の通り。

iMac(2019年発売以降の製品)
iMac Pro(2017年発売以降の製品)
Mac Studio(2022)
MacBook Air(2020年発売以降の製品)
Mac mini(2018年発売以降の製品)
MacBook Pro(2018年発売以降の製品)
Mac Pro(2019年発売以降の製品)

なお、Apple IntelligenceはM1以降を搭載したMacで、Siriとデバイスの言語を英語(米国)に設定している場合、今秋からベータ版が米国英語で利用できるようになる。Apple Intelligenceの詳細は別記事で紹介する。

macOS SequoiaのiPhoneミラーリングでは、ユーザーがカスタマイズした壁紙やアイコンを、手元のiPhone上と同じように表示。Macのキーボード、トラックパッド、マウスを使ってiPhoneを操作し、ホーム画面でページ間をスワイプしたり、好きなアプリを起動して楽しんだりできるという。

常時表示のスタンバイともスムーズに連係。Macから直接、iPhoneの通知を確認して応答することもできる。iPhoneとMacの間でシームレスに各種ファイルをドラッグ&ドロップすることも可能で、ユーザーのiPhoneはロックされたままなので他人にアクセスされたり、操作内容を見られることもないという。

Safariブラウザには、経路や要約、クイックリンクなど、Web上の情報をすばやく見つけられるハイライト機能を追加。また、Webサイトを簡潔に表示するリーダー機能を再設計し、ページ上に動画がある場合は前面中央やピクチャーインピクチャーで再生できるように改善した。

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