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脱「パワポっぽい」 Canvaでオシャレなプレゼンを 第18回 AIを使って画像や文章を生成する方法

マイナビニュース / 2024年6月13日 9時0分

以上が、AIで画像を生成して利用するときの操作手順になる。手順そのものは特に難しくないが、「思い通りの画像を生成したい……」となると、なかなか上手くいかないケースが多いかもしれない。

先ほど生成した画像も、「自転車の見た目がおかしい……」、「荷物が固定されていない……」など、細かく見ていくと不適切な部分が散見される。このように思い描いていた画像が生成されなかった場合は、説明文を追加・修正するなどして画像を生成しなおす必要がある。

今度は、説明文を「荷物をバイクで届ける宅配ライダー、日本の街並み」に変更して画像を再生成した例を紹介していこう。

バイク(スクーター)の方が自転車より“見た目の構造"が簡単になるため、再現度は高くなっているような気もする。しかし、それでも若干の違和感がある。また、「荷物が固定されていない……」という問題は解消されていない。

このように、1~2回程度の画像生成では希望する画像を得られないケースが多いといえる。適切な画像を生成するには、説明文を追加・修正しながら、少しずつ改良を試みていく必要がある。このあたりは“慣れ"と“経験"が問われるだろう。

ちなみに、Canvaを無料プランで使用している場合は、「マジック生成」を使える回数にも注意しなければならない。無料プランの場合、合計50回まで画像生成を行うことが可能だ。使用可能な残り回数は、「マジック生成」の画面の最下部を見ると確認できる。

合計50回を超えて画像生成を使用したい場合は、Canvaプロなどの有料プランを契約する必要がある。すると、画像生成を毎月500回まで使用できるようになる。

話を元に戻して、「マジック生成」で画像を生成した例を紹介していこう。今度は「バーでビールを飲むペンギン」という説明文で画像を生成した例だ。このように現実ではあり得ない画像を生成することも可能である。

もちろん、「写真」だけでなく、イラスト風の画像も生成できる。以下の例は、先ほどと同じ説明文で、スタイルに「夢のような」を指定した場合の例だ。

非現実的な画像を生成する場合は、イラスト風にしたほうが趣のある画像になるケースが多いかもしれない。ただし、それでも「思い描いていた画像」に仕上げるのは難しい。上図の例も、ペンギンの左手が“ビールジョッキ"のような形状になってしまっている……。

念のため、生成した画像を保存する方法についても紹介しておこう。生成した画像を一度でもスライドに配置すると、その画像が「プロジェクト」に自動保存される仕組みになっている。

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