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「ROG Rapture GT-BE98」レビュー、約13.5万円のスーパーハイエンド・特盛ゲーミングルーター

マイナビニュース / 2024年6月14日 7時11分

画像提供:マイナビニュース

ASUS JAPAN株式会社から、Wi-Fi 7にも対応するハイエンドWi-Fiルーター「ROG Rapture GT-BE98」が4月26日に発売されました。従来のWi-Fiよりも高速なWi-Fi 7への対応だけでなく、同社のゲーミングブランド「ROG」に属する製品らしい仕様にも注目が集まっています。

最大2.6GHzで動作するクアッドコアCPUを搭載、有線LANも10Gbpsに対応するポートが2つ、さらに2.5Gbpsに対応するポートが4つも用意されるなど、ネットワーク機器としてはかなり豪華な仕様です。

もちろん通信性能の高さも本機の売りですが、それ以外にも「ハイエンドモデルらしい機能」に富んでいるため、今回はASUS JAPANよりROG Rapture GT-BE98をお借りしてROG Rapture GT-BE98の魅力を紐解いていきます。
○見るからに速そうなアンテナに目線が釘付けになる本体

まずはROG Rapture GT-BE98(以下、GT-BE98)の外観からチェックしていきます。

GT-BE98の外観の大きな特徴ですが、まず最初に目に付くのは本体周囲に設けられた見るからに速そうな8本のアンテナです。実はこのアンテナ、1本あたり「2本のアンテナ」を内包しているため、実際には16本アンテナを搭載しています。

なぜこんなにもたくさんのアンテナを搭載しているかというと、GT-BE98は2.4GHz、5GHz×2、6GHzと4つの帯域に対応しています。さらに各帯域で4ストリームのMIMOにも対応しているので4帯域×4ストリームで計16本のアンテナが必要になるからです。もっと簡単にいえばすべての帯域で外部アンテナを搭載し、高速通信にも対応しているので、どんな機器を繋いでも安定かつ高速な通信を実現できる仕様になっているわけです。

外観の特徴としてアンテナに次いで注目したいのは筐体のデザインです。ゲーミングブランドであるROGを冠する製品らしく、ROGのロゴや内部が透けたように見えるメカニカルなデザインが筐体各所にあしらわれています。

ROGのロゴはドットLEDで点灯し、発光色や発光パターンをカスタマイズすることも可能です。もちろん消灯させることも可能です。内部が透けたようなデザインも、実はデザインだけでなく内部基板を冷却するためのヒートプレートを兼ねています。

ネットワーク機器は意外と熱を持ちやすく、GT-BE98のように10Gbpsの高速な有線LANやWi-Fi 7による高速通信を扱うとなれば通常のネットワーク機器以上に熱を持つのは避けられません。そのためしっかりと冷却に配慮された構造になっているのはハイエンドモデルならではといえます。

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