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ホンダが軽EV「N-VAN e:」を2024年10月に発売! どんなクルマ? ライバルは?

マイナビニュース / 2024年6月14日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

ホンダの軽EV(電気自動車の軽自動車)がついに発売となる。いまや軽自動車界の雄となったホンダが満を持して発売する軽商用EV「N-VAN e:」は、どんな特徴を持つクルマなのか。価格や仕様は? ライバルはどのクルマ? 実車を見て詳細を確認してきた。

1人乗り仕様も選べる!

ホンダは新型軽商用EV「N-VAN e:」を2024年10月10日に発売する。

「N-VAN e:」は車名からもわかる通り、軽商用車「N-VAN」をベースに開発されたEVだ。ホンダは2022年12月にプロトタイプを発表し、2024年春の発売を予告。2023年にはヤマト運輸の協力のもと、N-VAN e:の活躍の場のひとつとして期待される集配業務において実用性の検証も行っていたのだが、発売は遅れていた。一部部品の量産に向けた生産体制の整備の遅れが理由だったという。

外観でN-VANと大きく違うのはフロントマスクだ。充電口とEVシステム用の冷却機能を取り付けるため、専用のフロントバンパーとフロントパネルを装着している。左右のヘッドライトに挟まれたフロントパネルには、運転席側に普通充電口、助手席側に「CHAdeMO」式の急速充電口が備わる。N:VANの左側後方側面にある給油リッドは廃止されている。

室内空間もN-VAN同等を確保。運転席以外を格納し、床面をフルフラット化できる4人乗り仕様に加え、運転席の後ろにのみ折り畳み式後席を備えるタンデムタイプの2人乗り、座席を運転席のみとしてさらなる床面の低床化を図った1人乗り仕様を設定する。

機能面では最新の先進運転支援機能「ホンダセンシング」に加え、軽商用バン初となるサイドカーテンエアバックとサイドエアバック、軽自動車初の衝突後ブレーキシステムを標準化し、安全性能を高めている。さらに、全車で外部給電機能を標準化。リモート充電・給電などが行えるコネクテッド機能「ホンダコネクト」にも対応している。

EVとしての能力は? 重量増にも対応!

29.6kWhのリチウムイオン電池はフロア下に搭載。航続距離245km(WLTCモード)は、軽EVとして見れば優秀といえる。

普通充電は最大で6kWの出力に対応。満充電までに要する時間は約4.5時間(6kW時)だ。急速充電は最大50kWに対応し、約80%まで回復させるのに約30分(50kW時)とされている。

EV化するとどうしても車両重量が増加するが、対策は十分だ。例えば重くなったクルマを減速させるためのブレーキについては、性能を高めるべく容量を増やした。最大積載量の低下に対しては、1人乗りや2人乗りの仕様を設定することで対応している。タイヤはブレーキの大型化で、N-VAN比1インチアップの13インチに変更。これにより、乗り心地も向上したという。
価格は高め? ライバルはけっこう多そう!

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