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「Adobe Lightroom」の生成AI機能はこう活用しよう! - アドビがセミナーを開催

マイナビニュース / 2024年6月14日 11時38分

プロモードでは、ISO感度とシャッタースピードのほか、焦点距離/ホワイトバランス/露光量補正の調整ができます。Mizükiさんは、カメラの工学的な仕組みをLightroomを使いながら覚えるのもいいのではと話します。

また、Lightroomのカメラでは「DNG」形式で撮影できることもメリットとのこと。DNGとはアドビが開発したRAWファイル形式で、画像の情報量が多いため、編集に向いています。データの保存形式は、Lightroomのカメラ画面上部に表示され、タップするとDNGとJPGが切り替えられます。

その他、おすすめの構図や人物撮影のポイントなどを学んだあと、実践のために屋外へ撮影に向かいました。
○撮影した画像をLightroomで美しく編集する

今回、Lightroomアンバサダーには期間限定で有料プラン(1,180円/月)が付与されました。読者の中に「これをきっかけにLightroomを試してみたい」という人がいれば、7日間の無料体験が用意されています。また、Lightroomには無料で使える「Lightroomモバイル版」もあります。ただし、以後紹介する機能のうち、Lightroomモバイル版で行えるのは「明るさの調整」のみで、それ以外は有料プランで利用できる機能となります。

それでは、さっそくLightroomを使って編集に入ります。まずは、「生成AI削除」を使ってみました。Mizükiさんによると、街中や観光地で背景に人が映り込んだときなどに使うといいそうです。

生成AI削除を使うには、Lightroomを起動して編集したい画像をタップ、アプリ下部のメニューにある消しゴムボタンをタップして、「生成AI」をオンにします。続いて、「サイズ」でブラシのサイズを指定し、消したい部分を指でなぞります。すると、アドビのクラウドに接続され、処理が行われます。

明るさの調整には「ライト」を使います。画面上部にある三点ボタンをタップすると「オプションを表示」というメニューがあります。ここで「情報オーバーレイを表示」をオンにすると、ヒストグラムが表示されるようになります。Mizükiさんは、ヒストグラムの真ん中あたりに山が来るように調整するとよいと教えてくれました。

続いて、「ぼかし」でボケの調整を行います。Lightroomの「ぼかし」をタップし、ぼかしの量とぼかしの形状を選択します。「焦点」をタップすると、プレビューを見ながら焦点範囲を選択できます。Mizükiさんは「楽しくてたくさんぼかしたくなると思うんですけど、写真によってはあまりぼかさない方がいい場合もあります。バランスを見てほしい」と話しました。

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