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中小でもできる!ITブランディング 第26回 中小企業がブランディングに成功する「秘策」とは~Zenken 本村取締役

マイナビニュース / 2024年6月17日 7時0分

日高:Zenkenのブランディング戦略について教えてください。

本村:当社はこれまで8000社以上のコンテンツマーケティングを支援してきましたが、残念ながら全ての企業を成功に導いたわけではなく、中には、費用対効果が合わず、満足した結果を提供できなかったところもあります。

価値提供できなかった顧客には大変申し訳ない思いですが、同じ失敗を繰り返さぬよう、どのようなパターンが成功するのか徹底的に検証を繰り返しました。

そこで行きついたのが、「ニッチトップブランド」という考え方です。マーケティングやブランディングを手掛けていく上で、商品力やサービス力が高いに越したことはありません。しかし、全ての企業が明確な強みを持つわけではありません。

そうした時に必要なのは、「誰のための商品か」「誰のためのサービスか」を明確にし、その「誰」かにとってナンバーワンになるための企業努力を続けることです。それがニッチトップブランドを形成していく第一歩だと考えます。

当社は全ての企業がまずはニッチな領域でトップになるべきだと考えています。人口減少が加速しているこの国では、大量生産・大量販売のスケールビジネスは難しくなってきています。対して、特定領域におけるナンバーワン戦略は日本の得意とするところです。

100年以上続く長寿企業は世界中で約7400社ありますが、その半数である3700社ほどは日本企業で、その多くがニッチ領域におけるトッププレイヤーです。当社はこのニッチトップ企業を輩出すべく、グローバルニッチトップという考え方を広げていきたいです。

(編集協力 P&Rコンサルティング)

日高 広太郎

ジャーナリスト、広報コンサルタント

1996年慶應大学卒業後日本経済新聞社に入社。東京本社の社会部に配属。その後、小売店など企業担当、ニューヨーク留学(米経済調査機関のコンファレンス・ボードの研究員)を経て東京本社の経済部に配属。日銀の量的緩和解除に向けた政策変更や企業のM&A関連などをスクープ。シンガポール駐在を経て東京本社でデスク。2018年に東証一部上場のBtoB企業に入社し広報部長。2019年より執行役員。2022年に広報コンサルティング会社を設立し、代表に就任。クライアント企業のメディア掲載数を急増させている。ジャーナリストとしても多くの記事を執筆。



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