1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

AI PC活用の未来像――「インテル Future Tech アイデアソン 2024」開催レポート

マイナビニュース / 2024年6月17日 11時0分

そして迎えたプレゼンテーション。プレゼン資料も各チームの個性が反映されており、書式はさまざまだ。情報検索や進捗管理といったビジネス領域だけでなく、教育に関連するものなど、限りある時間の中で知恵を振り絞ったアイデアが発表される。これに対して審査員は、発想の良い点をしっかりと評価しつつも、類似するサービスやマネタイズの方法についてするどく品評していく。自由な発想とともに緊張感も漂うプレゼンテーションに、その場の全員が熱心に耳を傾けていた。

○最優秀賞に輝いた「教育支援向け課題解決支援AI」

どのチームのアイデアも甲乙付けがたく審査は難航。予定時間を超えた審査の結果、最終的にFチームの「教育支援向け課題解決支援AI」が最優秀賞の栄光を勝ち取った。次点の優秀賞はBチームの「AI Intern」。

このFチームとBチームには一人一台「インテル Core Ultraプロセッサーを搭載したAI PC」が贈られるとともに、アイデアは6月6日に開催された「Intel AI Summit Japan」の1コマで発表された。

今回のアイデアソンを振り返り、インテルの安生氏は「私としては、皆さんが出してくれたアイデアの中に、まだまだ宝の山が隠されているんじゃないかと思っています。今回、仕方なく一個に絞りましたけれど、こういう風にアイデアは具現化してビジネス化していくんだ、というプロセスをやってみたつもりです。今後も、出てきたアイデアを深掘りするプロセスを継続して、ぜひそれぞれのチームもしくは個人でアプリケーションを作ってみてほしいと思います」と参加者に思いを伝えた。

最後に、インテルの上野氏が「私たちインテルは、みなさんの生活、それからライフスタイルを応援する会社でありたいと思っています。今日は楽しかったことも、悔しかったこともあるかもしれませんが、この思い出をずっと忘れないでいて欲しいです。もし、なにか私たちにお手伝いができるようなことがあれば、ぜひいつでもおっしゃっていただきたいなと思います。今日は本当にありがとうございました!」と激励の言葉を投げかけ、アイデアソンは幕を閉じた。

その後、会場は懇親会の場に変わり、参加者はそれぞれチームやライバルたちとの交流を楽しんだ。この出会いが新たなアプリケーション、新たなビジネスを生むきっかけになることを願いたい。
(加賀章喜)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください