1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

この秋、iPhoneやiPadはこんな便利に! 「iOS 18」「iPadOS 18」新機能まとめ

マイナビニュース / 2024年6月14日 22時0分

AirPods Proによる通話音声が聞き取りやすくなる

iOS 18には、第2世代のAirPods Proと連携する新しい「首ふりジェスチャー」操作が加わります。イヤホンを装着した状態で首を縦に振ると「はい」、横に振ると「いいえ」の入力操作になります。Siriの読み上げに応答したり、ハンズフリー通話の受話にも使えます。

AirPods Proには、音声通話時にユーザーの「声」を周囲の環境音と分離してクリアに届ける「声を分離」機能が加わります。現在は、環境によって少し声が聞き取りづらく感じられることがあったので、「声を分離」した時の効果が楽しみです。

ゲームコンテンツのオーディオ再生の遅延をさらに改善したり、パーソナライズされた空間オーディオの設定値をゲーミングコンテンツのオーディオ再生時にも適用するアップデートも行われます。
iPadらしい手書き対応の「計算機」アプリが登場

iOSとmacOSには古くから標準搭載されていた「計算機」アプリが、iPadOSの特徴に合わせて設計され、iPadOS 18に初めて登場します。

計算機は、iPadの縦向き・横向き表示の両方に対応。左側に表示されるタブからは、通貨の変換計算や過去の計算履歴などが参照できます。

数字・記号アイコンが並ぶ画面の左下にあるアイコンをタップすると「計算メモ」が起動。Apple Pencilによる手書き入力を活かして数式や方程式を計算したり、計算式に基づくグラフを挿入して、デザイン性に富んだメモのページが作成できます。

計算メモから作成したページは、iOSとiPadOSの「メモ」アプリとも同期するので、メモアプリから開いて、テキストによるコメントやイラストを追加できます。

Apple Pencilで計算式を書くと、答えが瞬時にユーザーの手書きに似せた文字で表示されます。とても便利な機能ですが、GIGAスクールプログラムなどを通じて小中学校に一斉導入されているiPadでも使えてしまうと、生徒たちが自分で頑張って答えを導き出すことを妨げてしまいます。

そこで、自動計算は計算機アプリの設定からオン・オフを選択できます。または、モバイルデバイス管理(MDM:Mobile Device Management Tools)を使って、学校や教師が機能の使用を管理することも可能です。
スマートスクリプトも楽しみ…でも日本語には非対応

iPadOS 18には、Apple PencilとAppleシリコンによるオンデバイスの機械学習を活かした「スマートスクリプト」という新しい機能があります。iPadOSの「メモ」アプリに対応します。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください